今回から新たに加わったスキージャンプ男子スーパー団体は、各国2人の選手が3回飛んで、合計点で順位を決める。
二階堂蓮・小林陵侑が出場した日本は、1回目は2位と好スタートを切ったものの、2回目を終えて6位と苦戦。
最後の3回目で二階堂が会心のビッグジャンプを決め、一気に2位に浮上。この後、メダルを掛けた上位国の争いが佳境に入ったところで大雪となり、メダル争いの有力国の選手も飛距離が伸び悩む。日本のメダルへの期待が膨らんだところで、まさかの中断の判定。
この結果、「2本目を終わった時点での得点で順位が決定」というワケのわからないルールにより、日本は無念の6位に終わった。
「これがオリンピック」と苦笑いの二階堂に対し、3本目の準備をしていた小林は
「常に飛ぶ体勢でした。というか、あの気象の雲のレーダーを見れば(雪がやむと)絶対に分かっていた。5分後にやむと知っていてもしなかったんだな、と」
と打ち切りの判断に疑問を呈した。
作山憲斗ヘッドコーチも「奇妙」を連発。
「自然と戦う競技なのでしょうがない」としつつ
「本音をいえば30分ぐらい待ってほしかった。なんでこんな早く決めちゃったのかな」
実は同様のコメントはドイツなども
「なんで待たなかったのか、理解できない」
と試合を続けなかった判断に疑問符を呈したうえで
「もうヤケ酒を飲むしかないよ」
といったコメントもあったように、4年間をオリンピックに賭けてきながら最後の勝負を決める肝心なところではしごを外された選手たちにとっては、なんとも消化不良としかいいようがない結末だった。
フィギュアスケートのペア・フリーでは、前日のSPでまさかの5位と出遅れた木原龍一&三浦璃来の「りくりゅうペア」が、フリー世界最高得点の驚異的な演技を演じて、大逆転の金メダルに輝く。
前日のSPでは、得意のリフトで「練習でもしないようなミス」というまさかの失速。
男子シングルスで絶対的な本命とみられていたマリニンが
「オリンピック金メダリスト候補として扱われることは、特に私の年齢で本当に大きな負担でした」
と言っていたが、同様に「金メダル候補」と期待されていた「りくりゅうペア」にも、同じようなプレッシャーがあったかもしれない。
それにしても、FSで本来の力を発揮できればメダルの期待はあったとはいえ、5位から大逆転の金メダル、それも世界最高得点とはまるでマンガかドラマのようなストーリーだった。
SP終了後、泣いてばかりいたという木原。対照的に24歳の三浦の方は
「龍一くんが、ずっと泣いてるんですよ。いつも引っ張ってくれる龍一くんが。だから今回は私がお姉さんでした」
と、9歳も年上の木原を「龍一くん」とクン呼ばわりし、号泣を続ける木原を尻目に清々しいというかあっけらかんとした表情だ。外国人選手に比べ子供のように小っちゃい三浦だが、あのメンタルの強さは、まさに世界一に相応しい?w
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