2026/02/20

フィギュア坂本、有終の涙(ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック(12))

女子フィギュアスケートは、SPを終えて中井亜美がトップ、坂本花織が2位、千葉百音が4位と、誰もが表彰台を射程圏に捉える好スタートでFSを迎えた。

表彰台独占は欲張りにしても、複数メダルは十分に期待できる展開で、これまでの経験値から坂本の逆転金メダルを予想していたのは、恐らくはワタクシだけではなかったろう。

が、蓋を開けてみたら、SP3位チャイナ系アメリカ人のアリサ・リュウが逆転金メダルという予想外の結末が待ちうけていた。

 

金メダルを期待された坂本はコンビネーションジャンプのミスがあり、演技後は笑顔なく。キス・アンド・クライに向かう途中、ともに歩んできた中野コーチと抱き合い涙が溢れた。

表彰式では時折笑顔を見せるも、頂点まであと一歩。記念撮影では涙が止まらず。

 

坂本は

「力が最後まで100%出し切れなかったのがすごく悔しいんですけど、でも、これだけ悔しい思いをしても銀メダルを取れたことが、すごく何か今までの頑張りが実ったのかな」

と涙ながらに語った。

 

「正直、やっぱりここで完璧に決めたかったっていう気持ちが強かったので、その出来なかった分が、優勝逃してしまった点数分だったので、もうそれがもうすごく苦しくて、もう涙が出ました」

と率直な思いを打ち明けた。

 

最高の結果には届かなかったが、前回の銅を超える銀メダル。

 

改めて今大会を振り返り

「(前回は)本当に奇跡のような銅メダルから、これだけ銀メダルですごく悔しいって思えるくらい成長したのかなと思うので、この4年間、本当に頑張ってきてよかった」

 

SP1位で、プレッシャーのかかる最終滑走となった17歳の中井亜美は伸び伸びとした演技で銅メダル。あの浅田真央を抜いて、フィギュアスケート日本女子最年少メダリストとなった。

 

日本勢は2位、3位、4位と最も悔しい結果となってしまったが、3選手ともに転倒など大きなミスなく滑り切ったのは立派だった。

 

長らく日本の、というよりも世界のフィギュアスケートをけん引してきた坂本の引退は寂しいが、次のオリンピックは中井や、現在ジュニアで無敵を誇っている島田麻央ら若手に期待か。

個人的には、オリンピックで紀平が観たかったなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿