2024/08/04

【柔道団体戦】世紀の茶番劇(2024パリオリンピックpart7)


◆卓球

女子シングルス3位決定戦で、早田ひながコリア選手に勝利し銅メダルを獲得。女子シングルスでは、東京五輪の伊藤美誠に続くメダリストとなった。

東京五輪では、代表として活躍する同学年の伊藤美誠、平野美宇を尻目に、サポートメンバーに甘んじた早田。その悔しさをバネに精進を重ね、今回は満を持して日本のエースとして臨み、見事に結果を残した。

 

それにしても、恐るべきは決勝を戦ったチャイナの2選手だ。早田は怪我の影響もあったとはいえ、準決勝でストレート負けとなってしまったが、もう一方のヤマで早田と銅メダルを争ったコリア選手の方も、準決勝ではチャイナ選手に手も足も出ずのストレート負けだった。

 

◆バドミントン

女子シングルスの山口茜は準々決勝で敗退。

山口は2016年のリオデジャネイロ五輪から3大会連続出場で、すべてベスト8での敗戦。

19歳で初出場となったリオデジャネイロ五輪の時は、銅メダルを獲得したエース奥原希望の蔭に隠れた2番手の存在だった。その後、世界ランキング1位まで登り詰め、奥原の引退後は「日本のエース」に相応しい活躍を見せながら、残念なことにピークがオリンピックの時期とずれてしまったか、結局オリンピックの表彰台には立てなかった。

 

ところで山口に限ったことではないが、負けた選手に対する試合直後のインタビューというのが、いかにも無神経すぎる。全てを投げうって、人生賭けて戦ってきた選手に

 

「この4年間は、なんだったのか?」

 

とか、興奮冷めやらぬ試合直後にそんなに簡単に気持ちの整理できるはわけなく、まともなコメントが返ってくるとは思えないし、単に頑張って来た選手の泣きっ面を晒しものにするのを目的とした低俗マスゴミの俗悪趣味としか思えん。

 

バドミントンは、シングルスでは奥原、山口、男子の桃田に続くようなトップ選手が出てきていないが、逆にダブルスは日本の得意分野と言える。

 

女子ダブルスでは、2012ロンドン五輪の銀(藤井&垣岩)、そして2016リオデジャネイロ五輪の金(松友&高橋)、今大会でも志田&松山が銅メダルを獲得。混合ダブルスでも、2021東京五輪の銅メダル(渡辺&東野)は記憶に新しい。

アジア勢中心にメダル争いが展開されるバトミントンは、今後も日本にとっては狙い目か。

 

◆柔道

混合団体、日本は準決勝でドイツを4-0と一方的に退けて開催国フランスと決勝を戦った。

日本が幸先よく2勝し、3勝1敗で王手をかけてから、エース阿部一二三が1階級上の相手とはいえ、まさかの敗戦。3勝3敗で「代表戦」へともつれ込んだ。

 

この「代表戦」というのがくせ者で、ルーレットによる抽選で階級を決めるという建前ではあるものの、ワタクシは

 

「もし代表戦となった場合、絶対にフランスが一番勝てそうな90㌔超級になるのに決まっている」

 

と最初から思っていたが、やはりそうなった。ここまでくると、フランス人以外の誰が見ても、もはや意図的な操作があるとしか思えないような、どんな三文芝居よりも酷い猿芝居としか言いようがない。そして、まさにおフランスさまの思惑通り、反則勝ち狙いに徹した「インチキ王者」により、日本から金メダルが奪われてしまった。

 

それにしても、過去のどのオリンピックでもそうだが、今回の柔道の審判は特に酷かった。この団体戦の決勝でも、角田選手の巴投げが決まり、相手は空中で一回転して背中から綺麗に落ちるくらいの鮮やかな切れ味だったたにもかかわらず、一本はおろか技ありのコールすらされないという臆面のなさ。ここまでのあからさまな「地元贔屓」は、まさに「ヨーロッパの中華思想」とか「ヨーロッパの韓国」と称されるフランスの面目躍如だ。

そもそも「フランス代表」というのは名ばかりで6人全員が黒人だ。どう見ても「アフリカ代表」にしか見えない傭兵部隊なのだが、こんなでも勝って嬉しいのだろうか?

 

さらには日本選手にはすぐに指導が出たり攻めに入ると待てがかかる一方、フランス選手は掛け逃げなどで逃げ回っているのに一向に指導が来る恐れがない。これでは日本の選手は、誰が見ても誤魔化しようがない技でポイントを取るしか勝ち目がない重圧を背負っての戦いで、おまけに最後にこんなインチキルーレットまでやられたのでは、もはや呆れてものが言えぬ。

 

◆フェンシング

女子サーブル団体で日本が銅メダルを獲得。今大会で日本がフェンシングで獲得したメダルは4つ目。これまでの五輪で獲得した合計が3つだから、これは格段の進歩といえる。

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