2024/08/03

パリ五輪名物「疑惑の判定」(2024パリオリンピックpart6)

8/1

◆卓球

男子シングルス張本智和は、準々決勝で世界ランク1位の樊振東に敗退。2ゲームを連取し、フルセットまでもつれ込む大熱戦。まさに「惜敗」という言葉がピッタリの大健闘だ。

 

一方、女子シングルスの平野美宇。こちらも準々決勝でフルゲームの激闘の末、コリア選手に敗退。立ち上がりから3ゲームを連取される苦しい展開。その後、3ゲームを連取し、フルセットまでもつれ込む大熱戦を演じたが力尽きた。立ち上がりに一気に追い込まれたのが悔やまれる。女子シングルスは、やはり成長著しい張本美和の方が良かったんじゃないかな~、などと密かに思ったり。

 

前回の東京五輪から比べれば格段の進化を遂げた21歳の張本智和と、片や進境著しい16歳の張本美和には、是非とも次回の五輪ではチャイナ勢を蹴散らして「アベック金」を期待したい。

 

◆フェンシング

女子フルーレ団体3位決定戦で、日本はカナダを下し銅メダルを獲得。フェンシング女子で日本がメダルを獲得するのは、全種目を通じて初めての快挙となった。

 

◆ゴルフ

1ラウンド、松山英樹は「63」のスコアをマークし単独首位の好発進。初日首位となると、4日間が長く感じられそうだ。自国開催の東京五輪では惜しくも4位で表彰台を逃しただけに、今回はリベンジに期待したい。

 

◆競歩

男子20キロ競歩は池田向希が7位、古賀友太が8位、浜西諒は18位。池田選手は海外有力紙の予想で「金メダル候補」とされていたが、金はおろかメダルに遠く及ばなかった。

 

◆柔道

男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン、女子78キロ級の高山莉加ともに準々決勝で敗退。敗者復活戦でも勝てず、メダルには届かず。

 

8/2

◆柔道

女子78キロ超級、東京五輪金メダリストの素根輝は準々決勝で敗退。さらに左膝を負傷して敗者復活戦を棄権。どうも攻めがなく消極的だと思ったら、負傷していたようだ。

男子100キロ超級・斉藤立も同じく準々決勝で敗退し、3位決定戦にも敗れメダルを逃す。偉大な父(斉藤仁氏)との「親子金メダル」にはほど遠かった。

 

柔道個人競技は、男女7階級のすべてを終えて男子は金が2、女子に至っては初日の角田選手の1つのみ。特に後半に行くほど、メダルが遠のいていった。まあ、あれだけ数々の疑惑判定でメダルを横取りされては、期待外れの結果に終わったのも無理なしか。

 

◆卓球

シングルスの日本勢で唯一、準決勝に勝ち上がった女子エースの早田ひなは、絶対女王の孫穎莎にまたしても歯が立たずストレート負け。試合後、コンディションが万全でなかったことを明かした早田。過酷な選考レースのツケが、肝心なところで出てしまったか?

次回五輪に向け、早急に選考レースの見直しを迫られる。

 

◆バドミントン

混合ダブルス3位決定戦、渡辺勇大/東野有紗組が、コリアペアを2-0で下し、2大会連続の銅メダルを獲得!

 

◆サッカー

サッカー男子はスペインに0-3で敗れ、ベスト8で敗退。いったんは同点に追いついた後でゴールを取り消されるなど、ついにサッカーまでもが「疑惑の判定」に泣かされようとは!

予選リーグは失点0で3連勝と絶好調だったものの、疑惑のゴール取り消しでケチが付いたか、今大会もメダルには遠く及ばなかった。

 

◆フェンシング

男子エペ団体決勝で、日本はハンガリーに敗れ銀メダル。テレビなどではあまり取り上げられないフェンシング。海外の有力紙で「金メダル候補」に挙げられていた女子サーブル個人の江村美咲は敗退したが、男子エペ個人で加納虹輝が「金」、女子フルーレ団体の銅に続き3つ目のメダル獲得だ。

 

ここまで日本が獲得したメダルは「金8、銀4、銅6」

0 件のコメント:

コメントを投稿