2024/08/07

ニッポンレスリング復活の日(2024パリオリンピックpart9)

◆レスリング

男子グレコローマン60キロ級で東京五輪の銀メダリストの文田健一郎が、初戦から危なげない安定した試合運びを見せて金メダルを獲得。

グレコローマンでの金メダルは日本勢40年ぶり。77キロ級の日下尚も決勝進出を決め、2日連続で金メダルの可能性も大。

 

一方、女子の方は68キロ級・尾崎野乃香が銅メダルを獲得したが、50キロ級の東京五輪金メダリストの須崎優衣が、まさかの初戦敗退。須崎は53キロ級の藤波朱理、57キロ級の桜井つぐみとともに、海外有力紙の予想では「金メダル候補」に挙げられていた。

 

ここまで個人競技の選手で「金メダル候補」に挙げられながら本領発揮できず、早々に敗退しているケースが目立つ。金メダル候補に挙げられて実際に金メダリストとなったのは、ここまででは柔道の阿部一二三のみだ(女子やり投げの北口榛花は、この後に登場)。

逆に候補に挙がっていなかった選手の方が金メダリストとなっているが、藤波、桜井は下馬評通りの強さを発揮できるか?

 

かつて柔道とともに日本のお家芸と言われたレスリング。今大会、柔道は疑惑の判定に泣かされたりで金メダル3つと色んな意味で不完全燃焼に終わってしまったが、レスリングのメダル量産でフラストレーションは解消?

 

◆スケートボード

女子パークで、15歳の開心那が2大会連続の銀メダル。東京五輪で史上最年少(12歳)でメダリストとなり、一躍脚光を浴びた開が二大会連続の銀メダリストとなった。

 

一方、東京五輪金メダリストの四十住さくらは、10位と振るわずにまさかの予選敗退。

ちなみに女子ストリートでは、東京五輪で金メダリストとなった当時13歳の西矢椛(17歳)が国内選考レースで落選。代わって、すい星の如くに現れた14歳の吉沢恋が金メダリストとなるなど、強力な若者が次々に登場し戦国時代の様相だ。

 

それにしても相変わらず胡散臭かったのが予選の滑走順だ。

予選参加者が22人もいるのに、なぜか1、2番手に日本選手が続き、3人全員が最初の6人のグループに入る不可解さ。もちろん、得点の決勝進出ラインが明確になっていく後のグループが有利なのは間違いない。

なにより世界ランキング上位が並ぶ日本の選手たちは、どう考えても最終組に集まるのが当然のなのだが、フランスは余程日本人が憎いのかと勘繰りたくなる。

 

自国選手への露骨な依怙贔屓だけでも目に余るが、それに加えて選手村への不満爆発やいい加減な運営など、この五輪でフランスの印象は地に堕ちたといっても過言ではない。移民大国のなれの果てか、メダルを稼いでいるのは黒人ばかりなのも呆れる。

 

1位のオーストラリア選手、3位のイギリス選手ともに母親が日本人とのことだが、思い出すのは女子柔道の金・銀メダリストなど、今大会は海外のメダリストに「母親が日本人」のパターンが多いのは何故だろう。日本人の男がモテナイせい?w

 

◆卓球

女子団体、男子団体ともに準決勝進出が決定。いよいよメダルを賭けた真の戦いが始まる。

0 件のコメント:

コメントを投稿