2016/08/23

総括(リオデジャネイロ・オリンピックpart10)

女子卓球を見よ。

日本以外の上位進出チームは殆どC国人の帰化選手で、準決勝で日本に勝ったドイツに至っては監督までC国人だ。層の厚いC国では代表になる見込みがない連中が、渡り鳥のように世界中に散らばって帰化している。冠は「x国代表」だが、実態は「C国二軍」、「C国三軍」である。

 

それでも各国代表になっているということは、それぞれの国のネイティブより実力が上なのだろうが、所詮「C国」からトンズラしていった選手だから、C国ナショナルチームに勝てる見込みがないと、最初から諦めているように見える。

 

上位進出組で「純血主義」を貫いているのは日本のみで、水谷の闘志が証明するように本気でC国を倒そうとしているのは日本だけである(福原はC国留学が仇になって、C国コンプレックスを植え付けられて来たのでは?)

 

卓球に限らず、日本は相変わらずほぼ純血だ。最近は純粋日本人でない選手もチラホラ見かけるが、どれもメダルを獲るほどの活躍はしていない。仮に在日外国人の日本代表選手が金メダルを取ったとしても、あれほど手放しで喜ぶことはない。「弱くても負けてもいい、日本人が世界を相手に頑張る姿」が日本人の感動を呼ぶのである。

 

たとえば陸上、競泳のリレーに、それぞれエース級の強力な外国人選手が入っていれば「金」のチャンスだってあった(なぜか日本に居る外国人は、三流ばかりだ)

殊に黒人選手の独壇場ともいえる陸上のスプリント、男子4×100mリレーのあの陣容の中で、日本の4人がファイナルに残るというだけでも途轍もないことである。

今回に関してはケンブリッジ飛鳥がいたから「純血」とは言えないまでも、彼の母親は日本人であり、幼少のころから日本で育っているから「傭兵」ではない。4選手中の1人がハーフだから、外国人の血は「1/8」に過ぎぬ。

メダルよりも黒人選手に囲まれて「日本人4選手が頑張った」こと自体が、なにより感動を呼ぶのである。

傭兵を雇ってまで、無理して「世界の常識」に迎合する必要は更々ない。たとえメダルは獲れなくとも

「日本人が、外国人相手に正々堂々と戦う姿」

こそ感動を呼ぶのである。

 

その日本が、今大会は予想外に多くのメダルを獲った。

「金」が12個で、メダルの合計「41」は過去最多。アメリカ、イギリス、C国、ドイツ、ロシアに次ぐ6番目だから立派なものだ。このうちアメリカ、イギリスは黒人ら「傭兵」で量産したイカサマで、C国は人口が日本の10倍以上、ドイツとロシアは日本同様の「純血主義」と思っていたが、ドイツの卓球は「C国(2)」チームだ。こうしてみても、百鬼夜行の世界に対して日本が誠実に取り組みながら、これだけの成果を残したことは、誇らしいことなのである。

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