2016/08/18

「勝負師」とは(リオデジャネイロ・オリンピックpart6)

●大会12日目(日本時間162030分~171250分)

日本は卓球の女子団体と、シンクロナイズドスイミング・デュエットで銅メダルを獲得した。バドミントンは、女子ダブルス準決勝で高橋、松友組が「世界一戦いたくない相手」に胸のすくようなストレートの快勝で、いよいよ「金」に王手だ。

 

卓球女子団体は、3位決定戦でシンガポールと対戦。準決勝のドイツ同様、シンガポールとは名ばかりで実態は全選手がC国帰化人という「C国(3)」チームだ。

1試合で、福原がまたしても敗れた。福原は個人戦の準決勝、三決、団体戦準決勝のシングルス、ダブルスと負け続きで、すっかり「日本チームのお荷物」に成り下がった。

 

そんな嫌なムードを振り払ったのが、エースの石川だ。こちらは福原とは対照的に、団体戦は相手のエース級を相手に全勝で、この日も相手エースをストレートで一蹴して見せた。続く福原、伊藤組のダブルスは、ここでも苦戦しながらようやく勝ちを拾い、第4試合の伊藤も勢いに乗り、相手エースにストレート勝ち。C国との「金」対決は叶わなかったものの、なんとかメダルを確保した。

 

それにしても、この大会の福原は酷かった。福原に石川並みの気の強さや勝負度胸があれば、日本は決勝に進出して銀メダルが獲れていたはずだが、またしても土壇場で精神的な脆さを露呈した。前回のオリンピックでも指摘したが、福原の試合中の表情の暗さは何とかならないのか。エース石川の負けん気の強さと、生き生きとした表情豊かさ、明るさ、試合中の躍動感を見よ!

持ち前の美形も相まって、見ているだけでも大いに楽しめるし、勝利の女神というのは、このようにプレッシャーを捻じ伏せるような、力強い選手に常に微笑むのである。それに引き換え、能面のように終始表情が変わらない福原は、悲壮感が漂いまったく楽しめない。あたかも疫病神の背後霊でも背負って戦っているような、なんともいえぬ重苦しさが付きまとい、正視に耐えがたい。

 

愚かなマスゴミは、例によって「福原、涙の・・・」というお涙頂戴のクソ記事一色に染め上げようと躍起だが、こんなクソマスゴミだからいつまで経っても強くならないのだ。どこまで行っても福原贔屓クソマスゴミは、あの福原の能面のような暗い表情についても「キャプテンとしての重圧に耐えて」などと屁理屈を捏ねていたが、単に年齢が上というだけでキャプテンの器でないことは明らかである。

 

銀を逃したA級戦犯なのにまったく批判されず、逆にあれだけ大活躍をした石川こそ称賛されるべきだが「全ては福原の蔭の支え」という嘘八百のストーリーにすり替えられる不可解さである。

 

などと言ったところで、今更クソマスゴミが賢くなることはないだろうから、次の東京オリンピックで本気で上位を狙うなら、福原を代表から蹴落とすくらい活きの良い若手の台頭が熱望される。

 

追記福原は勝負師としては、性格が優しすぎるのかな?

あまり個人攻撃はしたくないが、正直プレッシャーに弱く「持ってない」タイプのサンプルなのだろう。他の大会はともかく、勝負師として「持ってる」人間しか勝てない究極の舞台がオリンピックだ。石川のような(顔に似合わぬ)豪胆な強い性格でなければ、世界で勝ち抜くのは難しい。メダルの色は悪くなったとはいえ、エースの石川は男子の水谷とともにこの大会で大きな自信をつけ、これから世界のトップとして飛躍が楽しみである。

 

さらに15歳の伊藤も、石川のような図太い勝負根性を持っていそうなので、今回の様々な経験が血肉となって、いずれは福原以上の本物のエースとなってくれるだろう。実際、ダブルスで福原と並んでいる姿は、とても一回りも年齢差があるようには見えないくらい、福原よりも堂々たるものだった。

 

日本の獲得メダル「金7、銀4、銅18」

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