2010/09/20

悪環境

今月も半ばまで35℃前後という酷暑が続き

 

「これが9月の気候か?」

 

とうんざりさせられたが、まだ30℃前後の日々が続いているとはいえ、9月も半ばを過ぎたところでようやく少しは過ごしやすくなって来た。

 

先月も書いたように、参画している某官庁の公開系大規模プロジェクトが、まだまだ忙しい状況だ。先月は大きなイベントが重なったこともあって、生まれて初めて38時間連続勤務なども経験したが、無事本番移行を終えたところで休む間もなく、早くも次システムの本番移行が動き出した。

 

先日はその前段となるネットワーク試験対応で、食事を摂る暇もなく頑張った挙句に、終電を逃すハメに。なんとか当日の予定を消化した時は、既に0時近くになっており

 

「仕方ない・・・ビジネスホテルにでも泊まるか・・・」

 

という想定は、もろくも外れた。

 

試験現場の某大手キャリアのデータセンターは、東京の外れにあって

 

「これが東京なのか?」

 

と目を疑うほどに、駅の周辺はネットカフェや漫喫もなにもなかった。唯一、駅ビルの中に入っているホテルは、シングルが11万円とイナカ風情に似合わずバカ高かったが、野宿をするわけにもいかないから自腹覚悟で意を決してフロントへ行くと、シングルは既に満室でデラックスツインしか空いていないという。こちらは115000円で、経費で精算できるのは精々が50006000程度だろうし、1万円もの自腹などは冗談ではない。仕方なく、雨上がりの寒空で寒気に震えながら散々うろついた末、結局はファミレスで夜を明かし始発で自宅に帰ることになったが

 

「始発だから、電車もガラガラだろう」

 

という田舎者の期待を裏切って、ナント座るのもままならない混雑だから、改めて東京の人の多さには呆れた。

 

そんなこんなでblogの更新どころではなく、風呂に入って惰眠を貪っていると、10時前には「早く来てくれ」というメールが飛んで来た。先月書いた蒸し風呂のような現場とは違い、こちらはデータセンターだけに空調の風が吹きさらしの寒さに晒されながら、何とか試験日程を終えた。これまで夏バテとは一切無縁だったが、満足に食事も摂れなかったり、近所にコンビニが1件しかなくろくなものが喰えない悪環境のせいで、体重計に乗るのが怖くなるほど痩せに拍車が掛かっている。