2007/12/31

大掃除

 大晦日と言えば、大掃除である。厳密には、大晦日=大掃除という関連性は何もないわけだが、普段から掃除などは滅多にしない、ワタクシのようなモノグサ人間には「大晦日」といったような切っ掛けが、なんとしても必要なのだ。

モノグサではあっても、人並みに綺麗な部屋で正月を迎えたいという気持ちくらいは、まだ残っているだけに厄介なのだが・・・それにしても、一体どこから取り掛かればよいものやら、途方にくれてしまう状況である ( ̄_ ̄;)

なにしろワタクシときては、某Café友がエアコンフィルターの掃除をしたと聞いて

(そういや、エアコンフィルターの掃除など、した事なかったな・・・)

と初めて、思いついたくらいのものである。勿論、少なくとも月に一度くらいは部屋の掃除機がけくらいはしているが、天井近くに張り付いているエアコンの存在などは意識した事もなかったし、今の住居に住み始めて3年近く経つが一度も掃除などした事がなかった。実を言えば、そもそもフィルターの外し方すら知らなかったくらいである。

といったワケで、3年目にして初めて外したフィルターは、当然の事ながら埃で真っ黒になっており、ようやくにしてベランダで埃を払い落としてから、そんな面倒な手間を描けるまでもなく、ざっと水洗いをすればよい事に気付いた。

キッチン換気扇のフィルターは、エアコンと違って常に目に見える部分に出ているから、さすがのワタクシも普段から汚れは気になっていた。昨年の大晦日に、100均の3枚入りぞうきんを総て潰して一生懸命に2年分の埃を取った記憶があるが、一年でまた埃だらけになってしまっている。よく見ると下の方にネジ付いており、手で回したら簡単に取り外しが出来るではないか。で、こちらもエアコンフィルター同様に、水洗いで綺麗に埃を落とした事は言うまでもない。

ついでにガスコンロの部分も、取り外しが出来るところは総て初めての水洗いをした。それなりに名の通った「タカラ・システムキッチン」が、泣いている事だろう(ちなみに魚用と揚げ物用のコンロは、これまで一度も使った事がない)電子レンジや冷蔵庫の裏側の埃は、ひと目で掃除の意欲を減退させる代物だっただけに、こちらはおざなりに水拭きのみでお茶を濁しておく。

結局、時間としてはたかだか1時間強ではあったが、珍しく集中して頑張ったお蔭で当初の想定に照らして、8割程度は完了したと思っている。マンスリーマンションなどに入居する時は、入居時に「消毒料」として滞在費とは別に2万くらい取られるが、入居する時はピカピカである。2万程度であんなに綺麗になるのなら、次回は是非とも頼みたいものだ 八(^^*) タノム!!

2007/12/29

正月休暇

 今度の正月休暇は例年にない、と言うよりはかつて経験ないような長いバカンスになりそうだ。

当初の想定では、仕事納めが28日で4日から始動という、お役所カレンダーを考えていたのだったが、クライアントの要望で四半期決算となる28日は休んでくれとのお達しに続き、さらに嫌な予感の追い討ちをかけるように、14日も休んでくれとの要望により、強制的な10連休を作られてしまった。

無論、本来なら休みは多いに越した事はないし大いに歓迎すべきところなのだが、この現場に関しては報酬が稼働時間での精算だから、勝手に休みを増やしてもらっては困るのである。決してワタクシが希望したのではなく、向こうが自己都合で休んでくれと言うなら、せめて基準時間分のギャラは附けてくれという、こちらの正当な要求はアッサリ却下されたことは言うまでもない (`Д´)y-~~ちっ

こんな手前勝手ばかりを言う現場には、来年早々にもさっさと見切りをつけないといけないが、それはともかくとして仕事納め後に温泉旅行の計画は立てたものの、それでもまだ丸々一週間の休みがあるではないか。正月の、あの混雑の中を出かけるのも億劫だし、こんなにバカ長い休みをどうやって過ごしたらよいものやら。

普段は、やりたい事がたくさんあるのに時間が足らず、三連休くらいでなければ休んだ気がしない、などとぼやいているものの、考えてもいなかった10連休という突然の自由の海を前に、立ち往生してしまいそうである。

とはいえ、過ぎてしまえばあっという間なのが休みというもので、あれもこれもやろうと描いた構想は、気付けば画餅に終わってしまっているのが例年のパターンだから、ある程度計画的に過ごさないといけない。実際、やるべき事もやりたい事も、たくさんあるのだ。

最近、かなり目減りしてきた10ちゃんねるのストックもそうだし、ミラーなどブログのメンテもある。さらに久しぶりに、まとまった読書も出来そうだし、部屋の掃除や片付けとPCデータのバックアップなどは、やりたいというよりは必須項目といえる。などと山積した問題を前にして、まずはリフレッシュのため年末には箱根辺りにしけこむ予定だったが、土日が重なって混雑を考えると段々面倒になってきて、結局どこにも行かずに正月休暇に突入してしまった (m*)ブブッ

2007/12/22

強羅(箱根)

 <強羅(ゴーラ)という名の由来は、梵語の「石の地獄」という意味から来ているそうである。地元に住む70歳代の人が話すには、強羅は小さい頃の遊び場であった。石がごろごろしていて、何もない林だったという事である。

箱根登山鉄道が大正8年に開通、その後に温泉付分譲地として売り出され別荘や企業の保養所、そしてリゾートマンション、ホテルが自然と調和して格調ある避暑地の雰囲気を醸し出している>

<箱根に強羅という温泉があることはよくご存知だろうが、どうして「強羅」というようないかつい名前がついているのか疑問に思われたことはないだろうか。私の中学校の修学旅行は、東京見物だった。静岡から富士山を眺め、箱根に行き熱海に泊って翌日、東京だった。その時、箱根に強羅という温泉があることを知ったのだが、どうしてこんな名前がついているのか不思議でならなかった。 その時、先生に質問したが満足な説明をしてくれなかったので、そのままになっていた。

ところが学生時代に山歩きをするようになって、長野県出身で地理学を勉強している学友から山の名前の由来などを教えてもらう中で「野口五郎岳は、岩がゴロゴロしているからだ。箱根の強羅もそうだ」という話を聞き「ほんまか。それは語呂合わせやろ」と冷やかしたら「山や川、地名はだいたいそういう風にして付けられたものだ。なんなら地名の本を読んでみろ」と言われ、読んでみたらそうだったのに驚き、子どもの頃からの疑問が氷解したのだった>
※出典不明

<箱根登山鉄道の終点であり、ケーブルカーの発着駅として現在は賑わいを見せる強羅は明治271894)年、早雲山からの引き湯で温泉開発が始まるまでは家ひとつない大草原でした。早雲山の山裾に拡がる強羅は、元々雪崩れによる岩石の堆積で出来た傾斜地で、強羅の名前の由来は石がごろごろしているからという説や、梵語(サンスクリット語)で「石の地獄」という意味から取ったともいわれています>

ポリネシア語による解釈
この「ごうら」は、マオリ語の「(ン)ガウ・ラ」、NGAU-RA(ngau=raise a cry;ra=wed,yonder,suffix)、「叫び声(のような音)をあげ続ける(温泉)」(「(ン)ガウ」のAU音がOU音に変化して「ゴウ」となった)の転訛と解します。
出典http://www.iris.dti.ne.jp/~muken/