2012/07/29

開幕(ロンドン・オリンピックpart1)

ロンドン・オリンピックが開幕した。

 

開会式などのセレモニーに興味はないが、競技に関しては「オタク」と言ってもいいワタクシである。その証拠に過去大会の『10ちゃんねる』を読んでみたまえ!

どれもが今読んでも、まったく色褪せていない「力作揃い」であることがわかるはずだw

 

「オリンピック観戦の醍醐味」は、なんと言っても「世界最高レベルのアスリートたちによる、高度な力と技の応酬」であることは間違いない。だから「メダルの数など問題じゃない」などという声も聞かれるが、これはキレイごとに過ぎぬ。そのような輩は    「世界最高レベルのアスリートが全力を出し切って頑張る姿が大事であり、メダルはあくまで結果に過ぎない」などと、救い難いアホなことを言う。このようなアホウどもには「じゃあ世界最高レベルのアスリートが、全力を出し切って頑張るのはなぜなのか?」と聞きたくなる。

 

みなが頑張る動機は「自分こそ世界一という結果」を満天下に証明するため以外になにがあるのか?

オリンピックで金メダルを取らずして、どうして「世界一の証明」ができようか?

オリンピックに出場する選手の究極目標は、あくまで金メダルでなくてはならないはずで「メダルの数など問題じゃない」などというのは、そもそも「オリンピックの趣旨を理解できていない」愚か者の戯言(あるいは「引かれ者の小唄」)に過ぎぬ。

 

もちろん、現実はオリンピック代表と言っても上から下まではかなりの実力差があるから、全員が金メダルを狙っているわけはなかろうが、曲がりなりにもオリンピックに出場するレベルの選手であるからには、誰もが「隙あれば金を狙う」くらいの気概は持って臨んでいるハズだ。日本人の好きな「参加することに意義がある」などはもっての外で、オリンピックという最高の舞台でしか得られない「収穫」を持ち帰ってこその「参加意義」である。

 

オリンピック代表選手ともなれば、多くの人々と唸るような資金が支えているという現実を思うなら、(自分だけが)「楽しめました」などとバカゲたセリフを吐けるはずがない。 「参加することに意義がある」というのは「よい生き方」に拘るのではなく「物理的な生のみ」を意味なく長らえさせることに執着する、今日の風潮にも通じる。

 

オリンピックの日程は毎回同じで、前半に柔道、水泳、体操など日本が得意とする競技が続くが、後半は陸上競技などが中心となるため、日本は蚊帳の外で尻すぼみが毎度のパターンだ。その期待の柔道も、男女ともに2日続けて金メダルを逃し、女子に至ってはメダルにすら届いていない。その一方で、競泳と重量挙げ、さらにアーチェリーでメダルを獲得するといううれしい誤算(?)もあるなど、早速波乱の幕開けを予感させるスタートとなった。

2012/07/27

ノートPC劇場(前編)

ノートPCを購入した。

これまでのノートPCと言えば、2004年に上京する時の活動用として購入したdynabookだから、10年近く前の製品である。当時としては破格の10万で、上京前日に大急ぎで買ったものだ。


 上京後、頻繁に行っていた京都や温泉旅行では、このdynabookが大いに活躍したが、当時はネットの検索や簡単なローカル作業が出来れば充分だった。それだけに「メモリ256MB」でも充分だったし、あの重さも当時は当たり前だったのだ。


 が、時代は変わる


 その後、ン年にして、誰がこのような「急速な動画の普及」を予想しえたであろう?


 今やYoutubeなどの動画サイトは、殆ど「何でもあり」の感を呈しており、当然ながらこの種のストリーミングはメモリをたくさん消費する。在宅時は、複数アプリを常にパラで動かし続けるヘビーユーザーのワタクシなどは、それなりスペックのデスクPCでも最近はフリーズが多くなった。ましてやあの重くてロースペックとなったノートPCは、旅行に持ち歩けるシロモノではなくなった。そんなわけで吉祥寺と新宿でモバイルPCを物色した末、新宿のヤマダ電機でDELLマシンをゲットしたわけである。


 13.3型ワイド液晶、Core iCPU、メモリ4GB、無線LAN搭載、さらにMs-Office2010も入って、5年保証込みでも5万以下と激安だ。


 激安の秘密は「在庫処分品」のためだ。


 「このPCには、DVDドライブが付いていません」


 (なーに、DVDドライブなどは必要ない)


 と思ったが


 「リカバリディスクも付いていませんので、お客様ご自身で作成する必要があります」


 とのことで、やはり外付けドライブが必要らしい。


 が、今時はDVDCD)ドライブも驚くほど低価格になっている。


 「リカバリディスク作成以外の用途は殆ど思いつかないから、一番安いのでいいよ」


 と言うと、奨められたのはB社の製品で僅か3000円と言う。


 数年前に3000円くらいで買った無線マウス(MS製)も、エレコムの「580」という信じられない価格で、これも一緒に購入した。


 「これは、良い買い物をした」


 すっかりいい気分で納得し、新宿で寿司を食べて帰宅したまでは良かった。ここまでは、実にいい展開だったのだ。


 面倒なリカバリディスクの作成は後回しにして、まずはLANで繋いだデスクPCからデータをコピー。コピーも順調に終わり、ネットもローカル作業もサクサクと捗るのを確認し、益々気分が良くなったところで


 (では、そろそろリカバリディスクを作るか・・・)


 とDVDドライブをUSBに差し込んだものの、どうも様子がおかしい。DVDドライブが、認識されないのだ 。

 

 念のためPCを再起動したら認識されたが、今度はリカバリCDを作成している途中で(USB)の給電が落ちてしまった。その後も何度か試してみたが、やはり調子が悪い。 時によって、エラーメッセージが出たり出なかったりするが、認識されていないのは同じで、しかも稀に認識されることもあるから厄介だ。


 USBインターフェースは右側に2口あり、ひとつは無線マウスのレシーバーを挿してある。このマウスは正常に動いているから、こちらのインターフェースは問題ないだろうと付け替えてみても、なぜかDVDドライブは認識されなかった


 ところが、今度は元に戻した無線マウスのレシーバーまでが認識されなくなった。それから、何度か再起動をして他の有線マウスやUSBメモリで試してみたがやはりダメで、100%ダメではないものの認識率がかなり低い状態なのである。


 このような状態では、無論マイコンピュータで外付けのアイコンが出てくるはずはないが、デバイスドライバのUSBインターフェースの状態を見ると、あくまで「正常」になっている。


 (これは初期不良だ・・・)


 と、DELLのサポートに電話をする。


 症状と対応内容をひと通り説明すると、リモートでちょこちょこと試した後


 (お客様が仰るとおり、どうやら初期不良の思われます・・・)


 ということで工場出荷状態に戻し、翌々日に引き取りに来た佐川急便に引き渡す。


 「修理には1週間から10日くらい掛かる」


 と言うことだったが、僅か中2日というスピード対応で部品交換をして戻ってきた。


 「USBインターフェースの初期動作不良が確認できたため、部品交換をしました」


 と書いてあり、試しに問題のDVDドライブを挿し込むと確かに認識された。


 早速、リカバリディスクを作成したことは言うまでもない。


 先にも記したように、DVDドライブの用途といえばリカバリディスクを作るくらいで、他に特に用はないから再び箱に戻す。ということは、使用するUSBインターフェースは無線マウスのレシーバーだけである。


 ここまでは、単に「初期不良の修理」というありきたりな話だと思えた。

2012/07/11

宇都宮とギョーザ

宇都宮は、二荒山神社の門前町として発展してきた。

 

宇都宮という地名は当社に由来するものだが「一宮(いちのみや)の訛り」という説、遷座したことから「移しの宮」の転という説、「二荒山の神の現宮(うつつのみや)」という説など諸説ある。うち現宮説とは、御諸別宮と奈良別宮の二人の「うつつのみや」から「うつのみや」が、またこの二人の「あらぶる神」から「ふたあら」が起こったとする説である。

 

ところが、これで済まないのが歴史のある地名の由来である。これらはあくまで一説に過ぎまず、他にも下ノ宮から移しまつった「うつしの宮」説、樹木の鬱蒼と茂る丘上に鎮座する「鬱の宮説(うつのみや)」、さらに、「征討宮説(うつのみや)」、「内の宮説(うちのみや)」などなど。いずれの説も「二荒山神社の別称が地名に転化した」という点で変わりない。

 

ところで、宇都宮の地名はいつ頃から登場したのか?

 

歴史書や古文書によると、鎌倉期から見えるということだ。以来、宇都宮は二荒山神社の門前町として発展し、江戸期には「小江戸」とも呼ばれるほど栄え現在に至っている。

 

宇都宮は、二荒山神社が転化した地名と書いた通り、まさに二荒山神社を中心として開けてきた街なのである。この他、江戸時代の森幸安の「下野州河内郡宇都宮地図」には「宇」とは「宇宙」つまり「太廣」の意味で、また「卯」と同じく「東」の意味、「都」は「京」と同訓、「宮」は「宮殿」の意味で、すなわち(当時こそ関東の中心は江戸であったが)古くより「宇都宮は関東の都」とある。

出典Wikipedia

 

ポリネシア語による解釈

栃木県の中央に県庁が所在する宇都宮市があります。中心市街地は、もと『和名抄』の「池辺郷」の地とされますが、二荒山神社が鎮座したことから「宇津宮(うつのみや)」と呼ばれ中世には宇都宮氏の城下町となり、近世には日光・奥州道中の分岐点の宿場町、市場町として栄えた。

 

この「うつのみや」は

(1) 「一宮(いちのみや)」の転

(2) 二荒山神社に観音が現に現れるところから「現(うつ)の宮」と言った

(3) 東北征討の「討つの宮」から

という説がある。

 

この「うつ」は、マオリ語の「ウツ」、UTU(spur of a hill,front part of a house)、「家(奥宮)の前面(にある宮)」 の転訛と解します。

 

宇都宮のギョーザ

宇都宮の餃子の始まりは、補充担任を宇都宮師管区とする陸軍第14師団が、1940年(昭和15年)8月以降、衛戍地を満州としたことから宇都宮出身の将兵が帰国に際し、本場の餃子の製法を持ち込んだのが始まりといわれる。市内には、餃子専門店と餃子を扱う料理店が合わせて約200軒ある。

 

一般的な販売価格は、1人前150-200円程度と低廉で学生がおやつ代わりに食べることが出来る価格帯である。タレは酢だけで食するのが宇都宮スタイルといわれることもあるが、水餃子・揚餃子・焼餃子・スープ餃子など店舗により、さまざまなスタイルの食べ方が存在する。