2010/10/24

秋の嵐

某官庁系の公開Webサービスに関わる移行業務が、いよいよ大詰めを迎えている。

 

キャリアのデータセンターでネットワーク検証を行った週の勤務は、土日のデータセンターでの試験を含めて70時間超に達した。金曜~田舎のデータセンター出張の土日までの3日は続けて終電で、先週も2日続きで終電、深夜の食事後にblogの更新をするのが精一杯と時間が取れない。得意の「体調不良」という奥の手を使い、午前休などでなんとか凌いでいる状況だ。

 

そんな状況にもかかわらず、現場では予算や人員削減、或いは人員増員といった両極端な情報が錯綜して

 

「もしかすると、このプロジェクトは近いうちになくなるかもしれない」

 

という話まで飛び出し、元請け会社とクライアントPMの間で連日怒号が飛び交うという、大荒れの状況だ。これまでにも何度か書いてきたように、色々な意味でかなり悪環境の職場なので未練はないが、このような話を何の前触れもなく突然言ってくるのは、実に困ったものである。

 

そんな中、少ない休日を利用して調子の悪かった携帯をiPhoneに変えたり、PCのメモリを増強したり、或いはスーパーでたまたま目に付いた羊毛混布団三点セットと京都西川の毛布を買ったのは、ストレス解消になったかもしれない。ヒトヤマ越えた先には、果たして何が待っているのか?

2010/10/02

インフルエンザとジェット風船(ジェット風船でボロ儲けのなにわ商法(番外編)

昨年は、インフルエンザ騒ぎが起こった。以前にも書いたが、マスゴミは「新型インフルエンザ」について騒ぎ過ぎだ。かつての「コレラ」や「エイズ」のような「死の病」かと思えてしまいそうなほどで、それほどの大層な病気でもないのに学校は休校になるわ外出禁止令は出るわ、ハタマタ勤め人は時差通勤を強制されるわで、挙句の果ては修学旅行などのキャンセルも相次ぐという、救い難いバカバカしさである。

 

罹患者の出た学校では「1週間の休校」とやっていたが「1週間休校」でインフルエンザが総て駆逐できるなどは有り得ないのだから、単なる気休めに過ぎない。やるのであれば、インフルエンザが駆逐されるまで徹底しなければ、1週間後には元の木阿弥なのである。また外出禁止令や時差通勤にしても、罹患したくない人々が自ら進んでこのような立場を取るのはわかるが、自治体や企業などに上から「自粛を強要」(日本語になってないが)されている現状は、あたかも全体主義の国家統制を見るかの如しである。

 

「罹患したくない」と思えば、このような「統制」を行わずとも自ら予防に務めるだろうし、逆に良識のないバカ者は「統制」の網の目を掻い潜ってでも遊興に耽ろうとするのが世の常だから、そのような愚か者は罹患の憂き目に遭うことによって、自らの愚を身をもって経験すればよいではないか。

 

「そうした愚か者が、ウィルスを蔓延させるのだ」と言うなら、その予防対策はあくまで良識ある者の振る舞いに任されるべきであって、本来誰からも強制される筋のものではないし、そのようなことを言い出したらインフルエンザにだけ限定するのも、おかしな話である。所詮は迷惑の交換で成り立っているのが、この世の中なのだ。

 

それはともかくとして、このインフル騒動によって「ジェット風船」も大打撃を受けることになった。

 

《唾液がジェット風船(主に吹き込み口)に付着し、飛ばした際に唾液が撒き散らされる事があり、感染症対策の観点から懸念が広がっている。2009年新型インフルエンザ問題では、兵庫県神戸市で感染者が見つかったこともあり、飛沫感染の危険性を考慮し京セラドーム大阪で使用を自粛するようになったのを皮切りに、追随する形で全国各地の全ての球場で規制を実施、5月下旬以降は全ての球場からジェット風船を飛ばす光景が消滅したが、6月下旬には鎮静したと判断され、ゴミ飛散防止を理由に禁止となった神宮球場を除く各球場で順次、ジェット風船を再開することになった>

 

このようにジェット風船はまたしてもしぶとく復活してきたが、インフルエンザの騒ぎは繰り返されるだけに、年商数億の業界にとっては今や死活問題となっていそうである。 それはともかくとして、野球の応援にジェット風船を考え出した、この世にも賢くもフザケタやつは一体、誰なのだろうという点が気になるのだが。