2012/02/13

銀座で「ひつまぶし」体験

  東京でも「ひつまぶし」を食べられるという情報を耳にして、早速ネットで検索してみると数店が引っかかって来た。有楽町の『ひつまぶし名古屋 備長 銀座店』と秋葉原の『本場名古屋ひつまぶし うな匠 ヨドバシakiba店』で迷ったが、結局銀座の方へ行くことに。

 

その日は、上野の国立西洋美術館で「ゴヤ展」を鑑賞した後、山手線で有楽町へ移動だ。「銀座プランタン」道向かいにある「銀座マロニエゲート」の最上階。

 



うなぎを食べた後は、銀座辺りで飲みに繰り出すことになるから、わざわざここで高いビールを飲むこともないだろうと思っていたが、メニューで「肝焼き」を見ているうち遂に我慢できず、ビールを注文することに (。 ̄Д ̄)d~~  

 

「肝焼き」はお椀の中に、ほんの少量の上品なボリュームで880円だ。


 

 肝特有の苦味はあまり気にならず、なかなかいける。

 

(これは、ビールに良く合うワイ)

 

と舌鼓を打っているところに、お待ちかねの「ひつまぶし」が出来てきた。 

 


 

「あれ?

こんなに少なかったっけ?」

 

というのが第一印象だ。 

 


 

 かつて、名古屋の老舗「あつた蓬莱軒」に行ったのは、もうひと昔前だけに最早はっきりとした記憶もないが、確かにもっとボリュームがあったような気がしたが。まあ、そこは東京であり「銀座」だけに、総てが「上品」なのだろうと思い、早速食してみる。

 

《江戸前鰻とは違い、蒸さずに地焼きする鰻は外はパリッと香ばしく、中はふわっとジューシーな仕上がりです》

 

とある通り、確かに旨いことは間違いなく違和感はない。遠い記憶にある「あつた蓬莱軒」のはもっと旨かった気がするが、なにせ当時はまだ駆け出し記者時代の若い頃で、まだあまり旨いものを食べていない時だったから、余計に印象が強いかもしれない。

 

ちなみに、ネットなどで「ひつまぶし」と検索すると必ずといっていいくらいに出て来る「ひつまぶしでひまつぶし」というダジャレは、既にワタクシがオリジナルで2004年版のタイトルに使用しており、こちらも登録商標にしたいくらいのものである。

0 件のコメント:

コメントを投稿