遂に、スパイウェアに侵入された。これまで自分には縁がないものと思っていたウィルスやスパイウェアだが、常駐トレイに潜伏して数秒置きにおかしなポップアップが出て、実に鬱陶しい。PCに詳しくない人から
「にゃべさんのような、PCに詳しい人でも感染するの?」
と言われるが、あくまでワタクシはネットワークエンジニアであって、PCにはそんなに詳しいわけではない。それを前提としてさらに言うなら、PCに詳しい人間ほど素人に比べPCの使い方が幅広いわけだから、それだけ日常的に危険にも踏み込んでいる分、感染リスクも高まるのだろう・・・というのが常識的な物事の見方ではないだろうか。
それはさておき、侵入してきたものは速やかに排除するしかない。見た限り大した実害はなさそうな気はしたが、ポップアップが頻繁に出るだけでも鬱陶しいのだ。もっとも手っ取り早く確実な方法は、いうまでもなくOSの再インストールだが、単に面倒というだけでなく、とてもやっている時間もないから、スパイウェア対策ソフトを使ってみる事にした。
まずは「AD-AWARE」をダウンロードして、早速スキャンをしてみると出るわ出るわ、数百件も感染しているという結果が出た。片っ端から駆除したものの、肝心のスパイウェアはびくともせず、プログラムやアプリケーション一覧からは見えなくなったものの、常駐トレイに残ったままである。
次に「Spybot」を試す。こちらは日本語版があって解りやすく、使い勝手もよい。ここでも幾つか検索されたウィルスやらスパイウェアを駆除していくと、あの憎らしい常駐トレイのアイコンが瀕死状態に反転して、再起動後には綺麗に消えているではないか。
たまたまノートンのインターネットセキュリティの期限切れが迫っており、買いに行く時間もないためウィルスバスターの30日お試し版をダウンロードした。
再度、ウィルススキャンを試みると、またしてもトロイの木馬(Trojan horse)が検出され、速攻で駆除。これまで、知らずに潜伏していたスパイウェアが一掃できたせいか、はたまたノートンとバスターの違いか、信じられないくらいにPCが軽快に動作するのには驚いた。使っているPCのメモリは1GBだが、Caféがこんなにサクサク動くのは何年ぶりか。こうして2日間に渡る、明け方近くまで続いた格闘が終わった。
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