2007/12/22

強羅(箱根)

 <強羅(ゴーラ)という名の由来は、梵語の「石の地獄」という意味から来ているそうである。地元に住む70歳代の人が話すには、強羅は小さい頃の遊び場であった。石がごろごろしていて、何もない林だったという事である。

箱根登山鉄道が大正8年に開通、その後に温泉付分譲地として売り出され別荘や企業の保養所、そしてリゾートマンション、ホテルが自然と調和して格調ある避暑地の雰囲気を醸し出している>

<箱根に強羅という温泉があることはよくご存知だろうが、どうして「強羅」というようないかつい名前がついているのか疑問に思われたことはないだろうか。私の中学校の修学旅行は、東京見物だった。静岡から富士山を眺め、箱根に行き熱海に泊って翌日、東京だった。その時、箱根に強羅という温泉があることを知ったのだが、どうしてこんな名前がついているのか不思議でならなかった。 その時、先生に質問したが満足な説明をしてくれなかったので、そのままになっていた。

ところが学生時代に山歩きをするようになって、長野県出身で地理学を勉強している学友から山の名前の由来などを教えてもらう中で「野口五郎岳は、岩がゴロゴロしているからだ。箱根の強羅もそうだ」という話を聞き「ほんまか。それは語呂合わせやろ」と冷やかしたら「山や川、地名はだいたいそういう風にして付けられたものだ。なんなら地名の本を読んでみろ」と言われ、読んでみたらそうだったのに驚き、子どもの頃からの疑問が氷解したのだった>
※出典不明

<箱根登山鉄道の終点であり、ケーブルカーの発着駅として現在は賑わいを見せる強羅は明治271894)年、早雲山からの引き湯で温泉開発が始まるまでは家ひとつない大草原でした。早雲山の山裾に拡がる強羅は、元々雪崩れによる岩石の堆積で出来た傾斜地で、強羅の名前の由来は石がごろごろしているからという説や、梵語(サンスクリット語)で「石の地獄」という意味から取ったともいわれています>

ポリネシア語による解釈
この「ごうら」は、マオリ語の「(ン)ガウ・ラ」、NGAU-RA(ngau=raise a cry;ra=wed,yonder,suffix)、「叫び声(のような音)をあげ続ける(温泉)」(「(ン)ガウ」のAU音がOU音に変化して「ゴウ」となった)の転訛と解します。
出典http://www.iris.dti.ne.jp/~muken/

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