マスコミは「新型インフルエンザ」について、騒ぎ過ぎだ。かつての「コレラ」や「エイズ」のような「死の病」かと思えてしまいそうな、徒にパニックを扇動するかのようなマスコミのバカ騒ぎは、常軌を逸していないか?
そんなに大層な病気でもないのに、学校は休校になるわ外出禁止令は出るわ、ハタマタ勤め人は時差通勤を強制されるわで、挙句の果ては修学旅行などのキャンセルも相次ぐというバカバカしさである。罹患者の出た学校などで「1週間の休校」とニュースでやっていたが、たいした意味があるとは思えない。「1週間休校」したら、インフルエンザが総て駆逐できるのならともかく、そんなことは有り得ないのだから、これは単なる気休めに過ぎない。
では、1週間経ったらどうするのか?
どうせ休校(個人的には反対だが)までするのなら、インフルエンザが駆逐されるまで徹底しなければ意味がなく、1週間後には何も変わらずに元の木阿弥である。
外出禁止令や時差通勤にしても、インフルエンザに罹患したくない人々が自ら進んでこのような立場を取るのは良いとして、自治体や企業などに上から「自粛を強制」(無茶苦茶な日本語w)されている現状は、あたかも社会主義国の統制を見るようである。
「インフルエンザに罹患したくない」と思う者は、このような「統制」を行わずとも自ら予防に務めるだろうし、逆に良識のない者は「統制」の網の目を掻い潜ってでも遊興に耽ろうと構えるのが世の常であり、そのような愚か者は罹患を体験してこそ、自らの愚かさを身をもって経験するのである。
これこそ「愚者は体験に学ぶ」であり、「オレだけは大丈夫だ」とノー天気に構える愚者は、所詮自らの体験にしか学べない。そのような愚者が、ウィルスを蔓延させるではないかと言うなら、その予防対策はあくまで良識ある者の振る舞いに任されるべきであり、本来誰からも強制される筋のものではないはずである。
「新型インフルエンザ」は、アホなタレントのアホな騒ぎにようやく飽きた、マスコミが手に入れた「新しい玩具」としか思えないのは、ヒネクレモノのワタクシだけなのか?
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