今年の夏は暑い。夏だから暑いのは当たり前で、7月生まれの「夏オトコ」としては暑いのは決して嫌いではないし、これまでも「夏バテ」などとはまったく無縁だった。とはいえ連日35℃前後の猛暑が続き、8月も終わろうかというこの時期になっても一向に暑さが和らぐ気配すらないとなると、さすがに「もういい加減に涼しくなってくれよ」と言いたくもなろうというものだ。
7月から、某官庁の大規模プロジェクトに参画していて、この現場がシステム移行期間のため非常に忙しいという話は先月も書いた通りで、そんな状況だけにお盆休みも夏休みもない。それどころか、一般向けにサービスを提供している「本番稼動」のシステムだから、移行切替作業は土日や深夜が中心となり、殆ど毎週のように休日出勤となるのも、これまた当たり前のようになっている。
昨年も、やはり大規模システムの移行切替作業で、昼12時~翌日昼12時までという「24時間勤務」をリハーサルと本番の2回で経験したが、先日は公開Webサービスの切替に備えた性能試験の追い込みでトラブルに見舞われ、想定外の「37時間勤務」(朝9時~翌日夜10時)を経験するハメになってしまった。よりにもよって、この猛暑の最中に冷房さえ効いていないクソ暑い蒸し風呂のような現場で汗を流しながらの勤務で、風呂はおろかシャワーや洗髪も出来ないだけでも地獄だが、その上に食事もろくに取れず近所の弁当屋かコンビニのおにぎりで済ませるという、実に劣悪な作業環境なのである。
営業からは「このご時世に残業代が出るだけでも、実にありがたいことだ」などと励まされているが、連休を取るのさえ至難の業だけに、恒例の夏の旅行は夢のまた夢。花火見物や飲みすら予定が合わず、満足に行けない状況が続いている。
最大のイベントが終了し、一応はピークは超えたとはいえ、元々いい加減な突貫工事で構築して来たようで、あちこちからボロボロとトラブルが頻出しているから、その対応で技術スキルの高いエンジニアが、徹夜続きで遂にぶっ倒れて入院してしまった。さらにはリーダー格も、連続徹夜~病欠というサイクルが続く危険な状況に陥り、残りのメンバーの負荷が高まってきているだけに、まだまだ予断は許さない状況である。
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