《「軽井沢」という地名は、実は全国到るところにあります。
語源についてはアイヌ語説、古代出雲語説など諸説あります。が、いずれも清冽な清水の湧く山里に、この地名があります。長野野県北佐久郡軽井沢町も、清水湧く山里であることに変わりはありません。
「かるいざわ」という地名が、いつ何から起こったのかは、今日でもはっきりしていません。諸説によれば、「凍り冷わ(こおりさわ)」から転じたというものや、「軽石沢」からきたというもの、また水が枯れた「かれ沢」から来た、と言うのもあります。
さらには、峠は荷物を馬から下ろして自分で背負って登らねばならなかったため、麓にはよく軽井沢(これは、中古時代には背負うことを「かるう」といったことから「かるうさわ」が「かるいさわ」に転じたと思われる)という名勝が見受けられ、それが今日まで残っているなど多くの意見があります》(軽井沢案内より)
《軽井沢(かるいざわ)は沢地名なので、谷地名の西日本にはないのは当然だ。軽井沢と聞いたら、まず殆どの人は長野県の避暑地を思い出すだろうが、軽井沢は到るところにある。
その語源は「カレ」や「ガレ」で「ゴロ」や「ゴラ」に通ずる。つまり涸れた沢(水無川)、ガレ場の意味で、北アルプスの涸沢(からさわ)や唐沢岳、黒部五郎岳、野口五郎岳、箱根の強羅(ごうら)等の地名にもなっている。
長野県の軽井沢は今の旧軽井沢あたりが発祥で、付近に桜ノ沢や釜の沢の名があるように沢地形になっている。新潟県長岡市の軽井沢は、稚児清水川の最上流にあり、山形県大江町軽井沢は、月布川の奥深くにありこれらはまさに涸れ川の状態をよく表している。静岡県函南町軽井沢は、谷間の斜面の集落であり、涸れ沢ではなく、ガレ場の意味だ。千葉県鎌ヶ谷市軽井沢で、下手賀沼に入る谷の最上流にある。
出典https://baba72885.exblog.jp/
軽井沢という地名は、長野県内においては北佐久郡軽井沢町のほか上田市真田町大字傍陽字入軽井沢、長野市信更町大字田沢字軽井沢の例があり、長野県外では青森県八戸市松館、秋田県大館市、秋田県由利本荘市、山形県上山市、新潟県長岡市、千葉県鎌ケ谷市、神奈川県横浜市西区(北軽井沢・南軽井沢)、静岡県田方郡函南町、奈良県生駒市など各地に存在する。
語源については諸説あり判然としないが、古語・方言で荷物を背負って運ぶことを「かるう」と言うことから、峠に続く谷間のことを呼んだという説や、"枯井沢(水の枯れた沢)"から転じたという説、"凍り冷わ(こおりさわ)"から転じたという説、"軽石沢(軽石によってできた沢)"から転じたという説(後述)などがある。
従来の読み方は「かるいさわ」であり、アクセントも平坦型である。しかし明治以降避暑地として広く知られるようになり、外国人の往来が盛んになったことで、彼らにとって発音しやすい「かるいざわ」が読み方として定着、それに伴いアクセントも起伏式(中高型)になったと考えられている。現在でも土着民の間では「かるいさわ」と読まれることがある。
出典Wikipedia
また「軽井沢」の由来に関して「カール・イザワ」という日系人が所有していた土地の意》という、トンデモ説もある。
ポリネシア語による解釈
出典http://www.iris.dti.ne.jp/~muken/
「カルヒ・タワ」、KARUHI-TAWHA(karuhi=house,base of a wall;tawha=taha=calabash)、「壁の根本のような(切り立つた山の山麓の)・ひょうたんのような(形の平地。その地域)」(「カルヒ」のH音が脱落して「カルイ」となった)
碓氷坂の「うすい」は「宇須比」「臼井」「碓日」「臼居」とも記された。万葉集では「宇須比坂」「碓日坂」と書かれ、標高1180mの峠である。昔の旅人にとって、つづら曲がりの蛇行の多い難所である。
ポリネシア語による解釈
「ウ・ツヒ」、U-TUHI(u=breast of a female,reach tje land,reach its
limit;tuhi=conjure)、「(旅の無事を)祈願する・最高地点(峠。その峠のある地域)」または「ウツ・ヒ」、UTU-HI(utu=spur of a hill,front part of the house;hi=raise,rise)、「高い・家の軒の先(のような。場所。峠)」(「ツヒ」のH音が脱落して「ツイ」から「スイ」と、または「ヒ」のH音が脱落して「イ」となった)の転訛と解します。
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