2014/07/16

決勝(サッカーW杯2014ブラジル大会)(4)

ワールドカップが終わった。

準決勝前の時点で、ドイツとアルゼンチンの勝ち上がり、そしてドイツ優勝を予想した通り、今回も予想通りの結果となった。これまでの大会でも、悉く予想を的中させてきた実績は過去作が証明しているので、参照されたし。

 

それはさておいて、今大会でのドイツの強さと安定感は際立っていたし、アルゼンチンはまったく決定力に欠けた。アルゼンチンも、総合的にはドイツにも引けを取らないだけの力はあったと見るが、肝心なのは決定力である。頼みのメッシが今回も、またパッとしなかった。と言うよりは、ネイマールにしろメッシにしろ「大したことがないのに無駄に騒ぎ過ぎ」というのが個人的な意見で、それほど騒ぎ立てるほどの選手かと言いたい。いわんやマラドーナとの比較などまったく畏れ多く、論外の極である。彼らと比べてはマラドーナは「神」の域であり、ロベルト・バッジオくらいの「ファンタジスタ」と呼びたくなる選手すら皆無なのである。

 

そのように、選手が小粒になってしまったのがワールドカップがつまらなくなった原因であり、かつてのように頑張って夜通しで観戦するような、ワールドカップ中心の無理な生活をしてまで観る意欲はなくなった。

 

そうはいいつつも「決勝くらいは観ないと」とお義理で観戦したのが瓢箪から駒で、昨今の守備的なサッカーの象徴のようなゲームともいえたが、これが久しぶりに実に見応えのある手に汗を握るゲームとなった。まさに瞬きする間もないとはこのことで、さすがの世界最高レベルの鬩ぎ合いの連続に、珍しくTVに目が釘付けとなってしまったのである。

 

このようなゲームを見て、改めて日本やアジアのゲームを思い出してみると、到底同じ競技とは思えないほどに隔世の感が強く、毎度のことながら赤面の至りと言おうか絶望感しか浮かばない。

 

それにしても、ドイツ人デカ過ぎ!

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