2007/10/19

定期健診(2007年版)

 今年も8月に、市の定期健診に行ってきた。

自費で大枚約5万を払いドックを受診したのは2年前だから、去年に続いて市の基本健診で済ませる事に。去年までは特に問題なしという事だったが、色々とストレスもあるから、やや不安な気持ちでの受診だった。酒好きのワタクシは2年前のドックの前日にも、こっそりとチビ缶を呑んで行ったくらいだが、今年は何とか我慢して、3回目にして初めて呑まずに受診。

その前は10年くらい健診などは受けてこなかったから、酒断ちしたのも何年ぶりか記憶にないくらいである。が、結果は去年同様、全項目が「」ランク(所見なし)で、ほぼ基準値を網羅していたのは意外だった。と言うよりも、どれも去年の数値と殆ど変わってないのである。

次いで眼科健診。去年同様、散薬を使っての精密検査は拒絶して、簡単な基本健診で済ませる予定だったが、何故か医師が「詳しい検査をやりましょうよ」  と乗り気だったため、押し切られてやるハメに。

今度は眼科だから関係ないだろうと、前日はいつも通りビールを5本ほど飲んでいたせいか、散薬がなかなか効かずに三度も射されてしまった。ドックの精密検査になると、胃の中を空っぽにするために3日くらい絶食が必要らしいが、こんなことをしていたら却って体を壊してしまうのではないか? やはり、食べたい時に好きなものを食べるのが一番だという気がする。

眼科健診も同じで、散薬で瞳孔を開いた状態で目の前でフラッシュを焚かれたり、赤い光を見つめさせられたりするのは、検査というよりも拷問に近い。 仕事だけでなく、自宅でもPCのヘビーユーザーのワタクシは、寝てる時間と通勤時間以外は殆どPCをやっているから、目に関してはかなりの不安があったが、取り敢えず今回の検査では「所見なし」の結果でホッと一息。

皮肉な事に、雲ひとつ無く晴れ渡ったピーカンの日だったが、秋祭りで賑わう吉祥寺の雑踏の中、無謀にも見えない目を細めつつ自転車で帰った。
※最近、JRの車両内の広告が、吊り広告と言わず貼り広告と言わず「ピンクリボン一色」になっている事がよくある。確かに、乳がんの怖さや猛威に関して理解できないわけでは決してないが、このように他の雑誌などの広告を総て排除して、ヒステリックなまでに同じ広告一色に染まった車内に居ると、まるで共産主義国家に迷い込んでしまったのか、と錯覚してしまう。

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