スポーツも格闘技も好きなワタクシは、言うまでもなく他の格闘技と同様にボクシングも好きであり、一流のスポーツ選手や格闘技者同様、プロボクサー(特に世界チャンピオンクラスなら、尚更)にも尊敬の念を抱いている。
そんなワタクシだけに、普段はTVは観なくて世事には疎いとはいえ、バカメダ三兄弟(というか一家?)が、マスコミに持て囃されているのは、とうの昔から知ってはいた。が、そんなワタクシが、これまで敢えて彼らに関するテーマを一度も採り上げてこなかった理由は、言うまでもなく『10ちゃんねる』の品位を貶めたくなかったがためである。
これまでマスコミに騒がれていた、バカメダ一家の試合は一度として観た事がなかったし、これまでに伝え聞く限りでもプロボクサーとは思えぬゴロツキのような言動に加え、無駄にショーアップされただけの胡散臭い試合のオンパレードには、早くからインチキ臭い匂いを嗅ぎ取っていた。スポーツオタクのワタクシを甘く見てもらっては困る。
インチキには、一切興味のないこのワタクシとはいえ、今回に限ってはいよいよサギ師どもの化けの皮が剥がれる公算が大と感じたから、初めてこの一家の試合を観てやる事にした。
そもそも世界ランク14位程度の選手が、何故世界タイトルに挑戦出来るかは、疑問を通り越して不可解というしかないが、結果はマコトに絵に描いたように、全くの予想通りに終わってしまった。世情を騒がせている、最終ラウンドのプロレス紛いの反則云々以前に、ボクサーとしてまったく未熟なのはオハナシにもならず、ピリッとしなかったチャンピオンにさえ、今回に関しては
「相手があまりにも、ド素人過ぎたせいか」
と同情してしまった始末である。
こんな実力で、恥じる事も無く「浪花の弁慶」などと名乗っているのは、畏れ多くも生き恥を晒し続けている、稀代のアホの証明というしかない。この試合でセコンドに着いて、反則を煽っていたといわれている兄のコウキには、実質的な処分が何一つ課されなかったのはなんとも不可解だったが、そもそも「首魁」とも言うべき出来損ないヤクザ者崩れの親玉こそを、ボクシング協会は永久追放にすべきではないのか?
さすれば、そろそろ成人しようかと言うに、未だに父離れ・子離れできないゴロツキ一家の瓦解は一瀉千里であろうし、それこそはボクシングという歴史と伝統ある競技を迷走から救う、唯一の途なのである。
掌を返したように、一転して「バカメダ・バッシング」に狂奔を始めたマスゴミだから、もう充分に元は取ったのだろうし、追放したところでこの期に及んでは、もう誰も思い残す事はないと思うが。
0 件のコメント:
コメントを投稿