7月から参画していた某省の公開系Webシステム移行プロジェクトが終局を迎えた。11月ごろから「そろそろSE工程が終了」というのは見えていたし、確かにそのような話も聞いてはいたが、最後のシステム移行テストが終わり、残作業と運用保守フェーズへの移行を残すのみとなったところで「年内終了」の通達は、いかにも唐突だった。担当営業が正しい情報を取れていないせいで、この正式通達が12月中旬にずれ込んだため、怒りが爆発。
「リーダーとして現クライアントの評価が高いので、別の移行プロジェクトへの展開を考えている・・・」という寝惚けた申し入れなどは、即座に断った。
「正月休みのこんなギリギリの時期に、転職活動などが進むのか?」
という憤りと
「それでも半年間頑張ったのだから、少しリフレッシュして温泉にでも行ってくるか」
という別の目論みもあったが、市場は「氷河期」と言われた1年~半年前とは大変な様変わりぶりで、早速解禁したばかりの転職サイトからは2日で3件のスカウトメールが飛んで来んでくるわ、面接のための2日の休みを取れば、たちまちセッティング依頼が殺到するわで、気付けば2日で7件の予約が入った。
普段なら、次の仕事が決まるまでに1ヶ月くらいは掛かるものだが、2つ目に受けた面接でトントン拍子に一気にエンド面接まで進むと、その場で
「是非とも、お願いしたい」
と即断が出るという思わぬ展開となり、Xmasを待たず急転直下で次の現場が決定した。面接活動を始めてから、僅か2日という最短記録だ。
新しい職場は、上場企業で10数名プロジェクトのマネージャーだから、なかなか簡単ではないだろう。おまけに、年明け早々の4日が初出勤ということになったため、密かに目論んでいた温泉でノンビリという構想も露と消えてしまった。
というわけで、来年も飽くなきチャレンジは続くのであった。
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