2011/09/24

iPhone劇場(3)

しかも減り具合が早いだけでなく、様々な点でもおかしなことが判明した。

 

・充電時「100%」になるまで、異常に長い時間がかかる

・「99%」から「100%」になるまでに時間がかかる

・充電しながら使用していてステータスが減った(前の端末では、充電中は使用していても増えた)

・電源を切った状態でも、ドンドンと減っていく(前の端末では、電源を切っている間は殆ど減らなかった)

 

「旧端末」は既に7ヶ月程度使用していたのに、それよりもこれだけ著しく減りが早いとなると、これは相当に古い機種であるとしか思えないではないか。当然ながら職場には何人かのiPhoneユーザーがいるから、聞いてみると

 

「そんなに減るって、考えられないですね。絶対おかしいよー、それ」

 

と言われ、遂に怒りが爆発 ∑( ̄皿 ̄;;キィィィィィィィィィィィ!!!

 

「なにか問題がありましたら、私の方へ直接ご連絡ください」

 

と、前回「サポートの上位部署」の担当から聞いていた直通番号に掛けたが、何度掛けても留守電になっていて繋がらず、留守電にメッセージを入れておいたが、一向に折り返しの連絡も入らない。サポートに説明するのも面倒なため、前回の「上位部署の担当」の名前と電話が繋がらない旨を告げると、新たに別の「上位部署の担当」へ繋ぐといって、またしても長々と待たされた。

 

ようやく繋がった相手に、過去の経緯を話す。

 

「それは、バッテリーの初期不良と考えられます・・・」

 

「バッテリーの初期不良って・・・元のヤツは7ヶ月も使ってたのに、それよりも著しく減りが早いってのは、フツーに考えてよっぽど古いバッテリーのを寄越したとしか思えんのだが・・・」

 

「バッテリーに付きましては、新品のものを使用しておりますので、中古のバッテリーということは決してございません」

 

「新品で、こんなに減りが早いなんてありえんだろう。7ヶ月使ってきたヤツより、遥かにダメなんだぞ」

 

「バッテリーの初期不良は時々ございまして・・・その場合は、今伺った以上に著しく減りが早い症状なども確認されております・・・」

 

との回答だった。

 

「機種交換といっているが、これまでの例を見ると端末の不具合が多いのだ。ところが今回はバッテリーは酷いが、端末そのものは問題がないのだから、バッテリーだけを交換してもらいたい。別に新品に換えてくれなどとは言わんから、前に使ってた端末のバッテリーと入れ替えてくれればいいんだ。あっちの方が、よっぽどマシだったからな。機種交換なると、これまでの例でもわかるように端末が欠陥だったり、今度は端末がいいと思ったらバッテリーが欠陥と来た。これだけリスクがでかいんだから、リスクを分散するとかしてくれんと困るんだが」

 

「申し訳ありませんが、バッテリーだけを交換ということは出来ませんので、機種そのものを交換するということになります」

 

「嘘をつくな!

Appleのサイトには8000円だか9000円だかで、バッテリー交換が出来るとか出ていたぞ。こっちはちゃんと見てるんだから、いい加減なことをいうんじゃない!」

 

「いえ・・・あれは結局、機種交換ということでして・・・iPhoneの場合、本体とバッテリーが一体となっておりますので、携帯電話のようにバッテリーだけを取り替えるということは出来ないわけでございます」

 

と、あくまで言い張った。

 

「出来ないんじゃなく、やれと言ってんだ。本体とバッテリーが一体なんて、ありえねーだろ!

こっちは2度も端末の欠陥で、もう1週間以上使えない状態が続いているんだぞ。しかもソフトバンクからは、そんな事情に関係なくしっかりと金だけは取られる(ソフトバンクはあくまで「売るだけ」で、サポートはAppleが責任を持つ)

金だけ取った挙句、使えない欠陥商品を送りつける。それで信用できんから、バッテリーだけを変えろといえば出来んという。サポートに電話すれば、延々と待たされるわ、上位部門とやらに電話すれば一向に電話に出んわ、留守電のメッセージも無視するわ。Appleというのは、そんないい加減な会社なのか?

少しは、ユーザーのことを考えているのか?」

 

色々と毒づいては見たものの、相手はあくまで「バッテリーだけを交換は出来ない」という主張は譲らなかった。聞けば、交換用の端末は別々に使用していた中古の部品を洗浄したものを組み合わせて作っているとのことで、それに新品のバッテリーを組み合わせるとの説明だった。実際にはバッテリー交換が出来ないはずはないが、電話では対面の時のように凄んだり脅したりすることも出来ないだけに、どうにもならぬ。

 

「先にも言ったように、こっちは金だけ取られてずっと使えん状態が続いているのだから、まともな対応をしてもらわんことには困るのだ。これまでのメールやメモ帳やカメラの不具合などは、出荷前の動作確認をちゃんとやればすぐわかっただろうし、今回のバッテリーの初期不良だかなんだか知らんが、異常に減りが早いのだって少しばかり動確してりゃあ解りそうなもんだ。

こんな欠陥商品を送りつけてくるというのは、出荷前の動確をちゃんとやってねーんじゃねーかとしか思えんわ。今度は、ちゃんと出荷前ひと通りの動作確認とバッテリーの異常がないかの確認をして、どこにも問題がないことを確認した上で送ってくれ。これ以上、おかしな欠陥商品を送ってきたら、ただでは済まさんからな!」

 

と宣告した。

 

今回も「1週間くらいかかります」といっていたものの、2日後には端末が届いた。すっかり手馴れた手順となったiTunesからの初期化とバックアップからのデータ復元を終えて、ひと通りの動作確認を行う。動作確認はより詳細を極めたが、どこにも問題はなかった。

 

が、油断は禁物だ。

 

いかに端末動作に問題がなくとも、バッテリーが欠陥では使えないのだ。さらに、またどんなトンデモナイ不具合が待ち受けているかも解らぬ。

 

これまで同様、出勤前に「100%」のフル充電をしておいて、職場に到着してから確認する。

 

バッテリー残量「99%」

 

「が、まだまだ油断は出来ないぞ」とばかり、これまで通りにタバコタイムにネットやメールを行う日課を実行しながら、減り具合の経過を観察する。その結果、どうやら今度はバッテリーの減りが極度に少ないようだ。

 

・出勤時:(新)99% ← (交換前)90% ← (旧)95

・昼休み:(新)90-95% ← (交換前)70% ← (旧)85

15時ごろ (新)85% ←  (交換前)30% ← (旧)70

・夕方:(新)80% ← (交換前)0% ← (旧)60

・帰宅時:(新)70% ←  (交換前)- ← (旧)40-50

 

元々の端末が新品の時が、どの程度の減り具合だったかは記憶にないが、こんなに減らなかったかと思ったくらいで、職場到着時に「100%」のままを保持していたり、昼休みを迎えた時点で「98%」ということもあったくらいだ。

 

前回は

 

(なんで8ヶ月も使っていたものより、こんなに減りが早いんだ・・・)

 

と随分と嘆かされたものだったが、今度は

 

「こんなに減らないとは・・・もしや、特別に強力なバッテリーを入れた?」

 

と思えた。

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