今年は「最悪」というべき年だった。
夏には生涯初の「入院」をするハメになったし、その煽りで仕事関係もケチが付きまくった。おまけにPCは壊れるわ、テレビも壊れるわ、昨年末に買ったばかりの自転車も鍵が壊れるわで、まったく「厄年」かと疑わしくなるくらいの災難が続いた。
が、終わったことを色々愚痴っても仕方がない。
「物事が上手くうまくいっている時は未来を語り、上手くいかない時は過去を懐かしがる」
という言葉もある通り、過去に捉われ過ぎてはいけない。今、この瞬間も次々に「過去」として過ぎ去っていくのだから、過去の災いを教訓として良い未来を築いていかねばならぬ。大事なのは「発想の転換」である。
入院にしても「人生初の得難い経験が出来た」と考えればよいのであって、悪いことだろうが経験値が増えることは良いことなのだ、と考えてみる。入院したことで、あの環境の悪い職場を離れることができたのだ。なにより、あの入院を境に明らかに「体質が変化した」ことは、確かに大きなメリットである。入院後、しばらくは食生活を見直し、自分なりに「改善」したことや、ちょうど真夏に入院したことで、例年のようにビールをがぶ飲みしなかったのは、まさに「怪我の功名」だった。
退院後に、なかなか良い仕事が見つからなかったため、集中的にスポーツジムでトレーニングに励んだ結果、体脂肪が約5%も減るなど明らかに体質が変わった。恐らくあの入院がなければ、それまで同様に生活習慣などの見直しをするような契機はなかったろうし、その延長で先々もっと重大な事態を招いていたかもしれない。あの「小さな災い」のお蔭で、実はこの先に待ち構えていたはずの「大きな災い」を回避できたのでは? とも思っている。
「病気」のような、考えても結論が出ない問題に対しては、こうしたプラス思考が大事である。 なんにせよ、入院したから病気が治って職場復帰し体調も良くなった、PCも新しいハイスペックマシンが買えた、テレビもAQUOSが安く買えた、自転車もカギを新しいのに変えたついでに点検もしてもらった(これらにより、金はなくなったが・・・)
まさに「災い転じて福となす」であり、来年はそろそろバイオリズムが好転する年に違いないのである。
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