商売だったにゃべっち家は、母屋とは別に当時この都市には数少ない3階建てのビルで、1階が店舗、2階と3階はテナントが入っていた。
大手保険会社など、入れ替わりで常時3社ほどが入っていたが、幼き日のにゃべっちは事務員さんらのアイドルだった (*^。^*)
「にゃべちゃん、女の子みたいでカワイイー」
とチヤホヤされていた記憶が、微かにある。
よく遊びに来ていたマリコ姉さんにも、随分とかわいがられていた記憶あり。
マリコ姉さんといえば数年前、ミーちゃんが子供を産んだ際に
「ヨソの子見てよー。
ウチの子みたいに、カワイくないでしょ?」
と親バカ丸出しで、来るたびに自慢していた。
確かに可愛い子供だったが、にゃべっち幼時の写真を持っていたマリコ姉さんは
「この前、にゃべの幼児期の写真を改めて観たけど、にゃべの方が断然カワイかったよねー」
と、母に語っていたらしい。
幼少のにゃべっちは、このように恵まれた環境の中、皆から愛され元気にすくすくと育っていった。
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