2012/11/03

秋の乱(2012年11月版)

某大手SI(システム・インテグレータ)から熱心なお誘いを受けて入ったものの、さすがはベンダーだけあってあまりに「(細かい)技術偏重」に過ぎた社風が肌に合わず、また事前に聞いていた職務内容とも違っていた。そこで契約の切れ目で

 

(こんな仕事はやってられん!)

 

と三行半を突きつけ、あっさり辞められるハズだった。

 

ところが何を勘違いしたか、普段から面と向かってボロクソに扱き下ろしてきた現場リーダーの評価が高かったらしく

 

「ぜひ、継続してもらいたい・・・」

 

というトンチンカンな依頼が来た。

 

契約の切れ目となる9月末で辞めるつもりで、面接に行った某携帯キャリアの方も  「方向性が違う」と辞退したものの

 

「是非とも来ていただきたいので、上のポジションを用意しています・・・」

 

と、しつこいくらいにメールが来る。辞めるつもりだった現場は某県の県庁システム・リプレースという大規模案件のマネージメントを用意してきた。仕方なく1か月だけ延長し、面倒な技術面は隣の席で遊んでいたスキルの高いモノグサ男を利用し、どうにか上手い具合に乗り切った。

 

(さあ、今度こそは自分のやりたい方向へと進むのだ!)

 

という思いを新たに活動を始めると、早速別の携帯キャリアや外資の大手生保からのお誘いも来た。さらには、まだ諦めていなかった某携帯キャリアも復活し

 

「是非ともPMとして・・・」

 

と再びのお誘いは、破格の条件を伴ってきていた。

 

今の現場では

 

「途中で抜けるんなら、12月分までの仕事を全部片付けて行ってからにしてくれよ!」

 

と無茶ぶりをされたが、こうなれば意地で暇そうなメンバー数名を総動員して12月分までの仕事を完了させたから、相手も驚きながら納得すまいことか。

 

(これで、大手を振って辞められる)

 

11月は紅葉見物でもしながら、ゆっくり次の仕事を探そうかと言う計画は脆くも潰えた。 携帯キャリア2社から、矢継ぎ早にお誘いを受けるという急展開だ。他にも外資系の生保会社からも以前から度々お誘いがあったが、ひと月以上も前から最も熱心だったN社に決定。

 

N社と言えば、数年前は月額希望単価の25万以上も稼がせてもらったが、それはいつの間にやら使い果たしていた。今回は、当時よりもベース給与が上がっているから前回ほどの上り幅は望むべくもないが、それでもかなりの額はアップする見通しである。もっとも、お蔭でのんびりする青写真は潰えてしまったが・・・

 

そんな中、この日は受診できていなかった眼科健診を受け、先日の健診に続き異常なしの診断を貰い、来週からの「激務」の準備は整った。

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