2014/11/03

行ったぜ、東北。(松島海岸編)

この辺りは、山間部に入ると源泉が沢山あるらしく「xxx温泉」という名前がごろごろと存在していたが、この旅館も独自の源泉を持っていることを売り物にしていた。実際に風呂は気持ちよく、例によって大浴場、露天風呂ともに誰も居ない「貸切」に恵まれ、また旅館の豪華な料理を堪能できたのは幸いだった。

 

それにしても、やはりこの旅館に泊まったのは失敗だった、と返す返すも悔やまれた。旅館自体が気に要らないわけではないが、なにしろ交通の便が悪過ぎる。最寄駅までタクシーで片道3400円だから、帰りはなんとか「ワンコインバス」というヤツに乗ろうと思い時刻表を見ると、始発が旅館に来るのは「97分」である。これだと金ヶ崎駅に9時半ごろに着くが、猊鼻渓行のバスは一ノ関からは10時発で、これには間に合わないから、平泉11時発のバスで行くか、一ノ関1040分の電車で行くしかない。

 

どっちにしても、猊鼻渓の船下りは毎時出航だから12時出航のになってしまう。さらに、前夜から降り始めた雨がまだ止まずに、小雨ながら時折強くなるという不安定な天候を考えると、いつ船下りが「天候不良のため中止」なんてことになってもおかしくないのである。このようなリスクを考えて「日本三大奇景」は観たかったものの、断腸の思いで断念し、急きょ行先を「日本三景」の松島へと変更したのである。両側がどこまでも田圃ばかりの中を、トロトロと走る「田園バス」に揺られながら、そのようなことを考えていた。

 

バスの乗客は地元の婆さんばかりだったが、途中のなんとか病院という田舎にしては大きな病院で全員降りて行った。バスが金ヶ崎駅に着くまでには30分近くかかったが、料金はたったの100円だった ( ´艸`)ムププ

 

当初は、猊鼻渓の後に松島に寄って帰る予定を立てていたが、猊鼻渓の交通の便を考えたのと、交通至便な松島は改めていつでも行けるだろうと考えてコースから外していたが、こうなれば松島に行くしかない。交通の便は良いし、天候もこちらとは違い晴れ予報になっている。さらに、この日は真冬並みの気温にまで下がっていたが、やはり岩手と仙台では気温差がかなり違った。

 

昼ごろには松島に到着すると、海岸沿いの店で名物牡蠣などの海鮮盛りを堪能し、五大堂~展望台~瑞巌寺などの有名寺社を見物。

 



 



遊覧船で奇岩群の島々を眺めて周遊し、仙台名物の牛タン定食を堪能。

 



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