2016/04/12

2016花見(姫路城)

「晴天」という天気予報に大いに期待したものの、朝から雲が広がっていた。

 

ホテルの朝食バイキングは、旅行の楽しみのひとつである。この日もアナゴ飯、にゅうめん、姫路おでんなど名物料理はどれも美味く、例によって食べ過ぎてしまった。

 


 

昨年は化粧直しが終わったばかりで、物凄い混雑に京都まで行きながら泣く泣く断念した二年越しの姫路城とあって、この日は姫路のホテルから姫路城へと向かう行列を尻目に、開門9時前にタクシーで乗り付ける。大阪城、名古屋城などとともに「三大名城」などと称されることも多い姫路城だが、やたらと金ピカとなってかつての美しさを失った大阪城とは違い、こちらは国宝だけに三層連立式の美しい姿がそのまま残っているのが素晴らしい。

 


 

欲を言えば、青空をバックにした「白鷺城」を観たいところだったが、この日は雲が晴れるタイミングがなかった。とはいえ雨の心配はなく、場内をたっぷり時間をかけて見学できたのは幸いである。

 


 

さらに庭園好きなワタクシには、10近くの趣の異なる日本庭園が集まった姫路城の「好古園」は、見応え十分。パートナーから、茶室で抹茶までご馳走になってしまった。

 


ランチは、レストラン2Fの窓から姫路城を眺めながら、姫路ビールで姫路おでんをやりつつ、揖保の糸のにゅうめんを堪能する。

 


 

姫路城と好古園を午前中に見学し終わったら、午後からは書写山に上がるか京都に寄る予定を立てていたが、姫路城が想像以上に広く、また好古園も見応えがあったせいで、やはり予定よりも時間を食ってしまった。そうとなれば

(前日に見逃した仁徳天皇陵を・・・)

との思いが拭いがたく、大阪に移動する。なにしろ「世界最大の陵墓」というだけに、飛行機かヘリにでも乗らない限りは全体を見ることはできないということだが、あるWeb情報によれば良く見えるポイントは ・百舌鳥駅南の鉄橋の上 ・三国ヶ丘駅の屋上(3F) ・堺市役所21F展望室  ということだった。

 

この情報を頼りに「最も良く見える」と書いてあった百舌鳥駅へ行き、鉄橋(普通の歩道橋)に上がったが・・・ なんも見えん!

拝所からは、森をバックにした白い鳥居しか見えない。駅員に聞いてみると、(大阪方面から)一つ手前の三国ヶ丘駅の屋上と、堺市役所が最も良く見えるとのことで、三国ヶ丘駅の3F屋上へ行くと、確かに巨大な古墳群の断面が見える。

 

(ここまで来たら、最も高い堺市役所からも見なくては!)

 

と、急いで移動。

なんとか陽が落ちる前の6時に21Fの展望室に上がると、目の前に大仙陵古墳の全景が広がっていた!!

 


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