2021/07/26

メダルラッシュの日(2020東京オリンピックpart2)

■競泳

女子400メートル個人メドレーで大橋選手が「金」

競泳の個人メドレーは、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形と、1人で4種目をこなさなければならない。いうまでもなく、どれかひとつでも苦手な種目があれば世界では勝負できない競技であり、また並外れた体力も必要だ。

 

水泳が苦手なワタクシとしては「競泳選手」というだけで尊敬してしまうが、それがひとりで4種目もこなす個人メドレー選手ともなればなおさらである。

 

この日の大橋選手は、背泳ぎでトップに立つと、2位との差をぐんぐんと広げていく快進撃。最後の最後で、隣を泳ぐアメリカ選手の猛烈な追い上げはあったものの、安定した見事なレース展開だった。

 

両隣をアメリカ選手が泳ぐプレッシャーの中、あくまでマイペースを貫いた大橋選手。表彰式で「競泳大国」の星条旗を両脇に従え、真ん中の一番高いところに日の丸が上がるのは、なんとも気分が良い。

 

■スケートボード

スケートボードとかサーフィンというものが、いつの間にかオリンピックの正式種目となっていた。かつて「オリンピックオタク」を自任していたワタクシだが、すっかり「時代の波」に乗り遅れていたらしい。

そもそも、スケートボードとかサーフィンといった競技に興味のなかったワタクシだから、日本に有力なメダル候補が存在していたことすら知るはずもない。

 

とはいえ日本人が「金」というからには、見ないわけにはいかないと、さっそくハイライト動画を見たものの、ルールもわからない目には「一体、どこがどう凄いのか?」サッパリわからないというのが実情だった。

 

金メダリストの堀米選手は22歳というが、実際見るからに若い。まあ、あの種の競技を30過ぎてやるというのも違和感があるが、あの女のような優しい顔と華奢に見える体のどこに、あれだけのパワーが潜んでいるのだろう。

 

勿論こうした競技にも、裏には人知れぬストイックな努力があるのだろうが、表面的にはこのような遊び心溢れた競技で日本人が頂点に立つ意外性に驚いてしまった。

 

■柔道

2日目は女子52キロ級、男子66キロ級で、阿部兄妹がそろって「」を獲得という快挙を達成した。「兄妹で金」だけでも珍しいが、同じ日にというのが、また一層凄い。

前日は女子が決勝で敗れ、男子も「金」とはいえ目の覚めるような強さは蔭を潜めたまま決勝も反則勝ちと、やや消化不良が残る内容だっただけに、この日の阿部兄妹が見せた切れ味鋭い「一本柔道」には、胸がスカッとした。

※それにしても、妹の逞しいまでの首の太さよw

 

柔道は、ここまで男女4階級で「金3,銀1」という上々の滑り出しだ。

日本選手は、この1日だけで4つの「金」を獲得し、金メダルは早くも5個。過去最多の16個は余裕で上回りそうな勢いである。

 

さらに、ソフトボールと卓球の混合ダブルスも決勝進出を決めるなど、なおも快進撃は続くのか?

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