2009/01/02

正月グルメ決戦(2008大晦日版)

今年も「正月料理」がやって来た。このシリーズも、ワタクシの東京在住歴とともに歴史を重ね、物凄いことになってきている。上京したばかりの頃は、悪辣な東京市場の「ご祝儀相場」に翻弄され続けてきたワタクシも、すっかり「東京人」が板についたか、今年は早めに必要な食材を整えるのに成功した (*Φ皿Φ*)ニシシシシ

正月料理といえば、これまで散々に煮え湯を飲まされ続けてきた憎いヤツが「蒲鉾」と「出し巻き玉子」である。普段は、100円か200円かそこいらで楽に入手できるはずのこの食材が、この時期になると1000円近く(または、それ以上に)跳ね上がるのだから、まことに許しがたい。

これまで数年にわたり、これらのバカ高い商品を買わされる辛酸を舐め続けた挙句、昨年「SHOP99」で「築地直送蒲鉾」が99円で売っているのを発見した経緯は、昨年記載した。善は急げと、大晦日数日前に「SHOP99」へ駆けつけると、そこは「LOWSON 100 STORE」という店に変わってはいたが、肝心要の「築地直送蒲鉾」(100円也)と、これまた100円也の「紀文の玉子焼き」も健在だった。

念のため玉子焼きを2つと、蒲鉾を4つ買う。蒲鉾を一人で4つも食べるかどうかは微妙だが、なにしろこれまでの恨み辛みが籠もっているから、たった2つばかりでオメオメと引き下がるのは、沽券に関わる(しかしながら、この蒲鉾は不味かった)

ところが・・・である。

(ともかく「ご祝儀相場」の主役たる、蒲鉾と玉子焼きは揃えたのだ)

と安心して、ゆとりを持ってスーパーを冷やかしに行くと、驚いたことに例のご祝儀相場のバカ高いヤツとは別に、通常価格と大して変わらないヤツが(目立たないスペースにだが)、ひっそりと並んでいるではないか ( ̄д ̄) エー

 こうなると、人間心理とは不思議なもので

100均のよりは、やはりスーパーのヤツの方が・・・)

と、ついつい手を出してしまうものなのである。

こうして「蒲鉾に恨みがある」ワタクシにして、予想だにしなかった7つもの蒲鉾を買うハメになってしまった。さすがにスーパーの紀文に方は、まずまずの味だったが。

出し巻き玉子も同様で「京都 だし巻き」の文字と、480円というそれなりの価格につられ、これまた勢いで買ってしまった。定番のロースハムは日本ハムの「特選ホワイトロースハム」で、これは毎年同じような価格帯だが、ここ数年はデカイ顔をして正月市場の中央辺りを独占していた「テリーヌ」が、今年はなぜか棚の端っこの方に追いやられている。

元々、たいして旨いという印象もなかったため、今年はローマイヤのローストビーフ(ブロック)に切り替えたのは大正解で、先日新宿プリンスホテルのバイキングで食べた北海道ビーフと比べても、それほど遜色ない気がしたものだ。

後は刺身の盛り合わせと、鍋用の国産豚ロースに南部鶏の肉、そして下仁田ネギ、白菜等を購入。今年は例年ほどは買わなかったと思ったが、やはり〆て1万円くらいには届いていそうな勢いである。

無論、これは食材だけで、酒は別だ。普段用の「鬼ころし」とは別に、正月前に安くなっていた「久保田(千寿)」と「八海山」を買って正月に備えていると「月桂冠 飲み比べセット」のお歳暮が届いた。

(これは飲みきれない)

と嬉しい悲鳴を上げていたところに、重なる時は重なるもので「越乃寒梅」の超お買い得(4280円)を見つけてしまったのだった ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=(ノ*´Д`)ノ

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