2012/08/08

なでしこJAPAN、二冠を目指す(ロンドン・オリンピックpart5)

男女ともに準決勝進出という奇跡の快進撃を続けたサッカー。先陣を切って、女子がフランスと対戦した。

 

開始直後から、動きの良い日本。面白いようにパスが繋がる展開で先行すると、前半だけで2点を取る思わぬ展開となる。なでしこが強すぎるのか、はたまた強豪と見られたフランスが弱いのか、いずれにしろ願ってもない展開のまま、殆ど一方的なまま前半が終了した。

 

(なんせ「なでしこ」は、あのブラジルにも2-0だから、満更でもないか。これは案外と楽に勝てる?)

 

などと楽観死したものの、さすがにそうは甘くない。2点リードという余裕を持ちながら後半に突入するや、前半とは別のチームかと目を疑うばかりに、息を吹き返したフランスの怒涛の攻撃だ。まさに「怒濤のラッシュ」というのがピッタリの、10本を優に越えるシュートの嵐が吹き荒れる。身体を張って、必死に守るDF陣。どれもが得点に繋がってもおかしくないような場面の連続だったが、ファインセーブを連発するGKの守りは鉄壁だ。

 

2点差とは思えない、緊迫感に溢れた手に汗を握る攻防。なんとか綱渡りで相手の猛攻を凌いできたが、遂に鉄壁の守りが破られる。まだ1点リードしているとは言え、流れは完全にフランスペースだ。逃げ切るにはまだ時間が沢山ありすぎるが、依然防戦一方で攻撃の糸口さえ掴めないジリジリするような展開の中、遂に決定的な場面が訪れた。

 

PK

後半の一方的な流れを見る限り、ここで同点に追いつかれるのは負けにも等しい。 まさに絶体絶命。この目を瞑りたくなるような場面で、奇蹟の神風が吹いた。

 

フランス、まさかのPK失敗!

 

(やはり、勝利の女神は日本に微笑むのだ!)

 

と思いつつも、いつ追いつかれてもおかしくないギリギリの正念場は、なお続く。日本にもようやく訪れた決定的な場面にも僅か一本が決められず、逆に相手も決定的な場面を何度も作りながら、なかなかゴールを割ることは出来ない。ゴールは遠そうだか、ともかくこのまま逃げ切れば良いのだと思う、こうした時の残り「5分」のなんと長いことか!

最後まで続いたフランスの猛攻を耐え凌いだなでしこは、手に汗握る死闘を制し遂に「決勝進出」という栄冠を掴み取った。

 

なでしことともに「アベック決勝」が期待された男子は、残念ながら準決勝でメキシコに完敗。決勝に進出した大健闘の女子卓球団体は、予想通りC国に完敗を喫した。一方、女子バレーボールはC国を破るまさかの金星を上げ、誰も予想していなかった(?)「24年ぶりの準決勝進出」という快挙を達成。そして浜口を除く3階級で金メダルが大いに期待できる、女子レスリングが始まった。

 

それにしても、女子バレーは綺麗な選手が多くなったねー (*^m^*)

0 件のコメント:

コメントを投稿