ジゼルが婚約していることを聞いたバチルドは、自分と同じだといって、お祝いの品として首飾りを与える。大公とバチルドは休憩のため家に入り、その他の一行は狩りを続けに出かけていく。誰もいなくなった広場にヒラリオンが現れ、ロイスの家の中から剣とマントを見つける。剣には家紋が入っており、ヒラリオンは彼の正体を見破る。ジゼルを欺いていたことに怒る。
クールラントの一向が戻ると、村人たちも現れてぶどうの収穫を祝う祭りが開かれる。ジゼルも加わり、楽しく踊る。そこへ、ヒラリオンが飛び込んできて、ジゼルにロイスが公爵アルブレヒトであると告げる。ジゼルは信じようとしないが、アルブレヒトに気づいたバチルドが近づくと、アルブレヒトは観念して膝を折り挨拶をする。バチルドの婚約者は、アルブレヒトだったのだ。それを見たジゼルは、アルブレヒトの裏切りに気づき狂乱する。身体の弱いジゼルは、ついに失意のまま息絶える。
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