ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1723年に作曲した教会カンタータ『心と口と行いと生活で』(BWV147)の終曲のコラール「イエスは変わらざるわが喜び」(Jesus bleibet meine Freude)の、英語によるタイトル"Jesu, Joy of Man's Desiring"に基づくタイトルである。第1部の締めくくりとなる第6曲と同じ旋律に、別の詞が乗せられる。
結婚式やクリスマス、イースターなどのキリスト教の祝祭の季節に演奏されることが多い。ピアノや吹奏楽などにも編曲されている。
背景
バッハは、1661年にマルティン・ヤヌスが書いた讃美歌"Jesu, meiner Seelen Wonne"(イエス、わが魂の喜び)の2つのスタンザを、ヴァイオリニスト・作曲家のヨハン・ショップが作曲した"Werde
munter, mein Gemüthe"(心をはずませ)の旋律を引用し、オーケストラ伴奏で4部構成で作曲した。この楽章は、カンタータの2つの部分の締めくくりである。
バッハは、合唱、トランペット、ヴァイオリン、オーボエ、ヴィオラ、ファゴットによるカンタータ『心と口と行いと生活で』の第6曲と第10曲を作曲した。
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