2008/08/10

【柔道】内柴が2連覇(北京オリンピックpart1)

北京オリンピックが開幕した。

 

このオリンピックで最も「金」を期待されたYAWARAさんが、まさかの「銅」に終わった。五度目のオリンピックで三連覇という偉業を期待されながら、初めて決勝進出を逃すという最悪の結果に。

 

YAWARAさんのこれまでの偉大な功績については、これまで五輪特集などで書いてきたので、ここでは繰り返さない。また「YAWARAさん」という呼称は、我ながらおかしく思う点もあるが、かつての「田村亮子」という名が本人のイメージにぴったりだったことに対し、現在の「谷」という苗字の元となった亭主の働きが、Gファンのワタクシの目からすれば偉大な妻に比べ(というか、比較の対象にもならないが)あまりにも物足りない思いが強いためか、どうにも馴染む事ができない拘りがあるためだ。

 

10年間ほどに渡り、日本選手の中では他の誰よりも「金」を期待され、絶対に敗戦が許されないという過酷な重圧の中で戦い続けてきたYAWARAさんを、いまさら誰が責めることができようか。

 

不可解な判定を含め、あの試合は所詮「柔道」とは別物の「JUDO」だったのだ。 柔道なら、よもやあの逃げるばかりの相手に負ける事はなかったろうが、オリンピックの「スポーツJUDO」で負けた事実は、受け入れようではないか。

 

結婚や出産を否定する気は毛頭ないが、それに伴う長いブランクがあったのは事実であり「金」に輝いた前二大会に比べると、やはり何かが足りなかったのだ、と思うしかない。年齢的に見てYAWARAさんにとっては、これが最後のオリンピックになるのだろうが、五度の出場というだけでも驚きの上に「金2、銀2、銅1」は、マコトに立派の一語に尽きる。

 

今回の結果に関しては、誰よりも本人が一番不本意だったろうが、結果的にすべての色のメダルが取れたことが、将来的にいい思い出になっていくことを願いたい。

 

そんな暗雲が広がりつつある二日目、内柴選手が鮮やかな柔道で二大会連続金メダルは、待ちに待った明るいニュースである。

 

BSを含めてNHKの放送がなかったため民放で観たが、古田のブオトコがウザイことこの上なく、我慢できず「金」を見届けると、直ぐにTVを消してしまった。

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