※一応「スポーツ」としてカテゴライズしているが、あくまで「国技」であり、スポーツではないので念のため。
なんと19年ぶりという。
それも稀勢の里だ。
「大まぐれ優勝のヘボショウギク」ではなく、また「ぽっと出のダメ大関(豪栄道)のような一発屋でもない、他でもない「正統派」の風格滲む稀勢の里というところに「日本人横綱」として一層の価値がある。
初場所で初優勝を成し遂げた稀勢の里が、遂に横綱昇進を決めた・・・新年早々、これほど目出度いニュースはない。
稀勢の里と言えば、これまでは「肝心なところでダメなヤツ」と言われ続け、またかくいうワタクシ自身も過去に何度、愛想を尽かしてきたことやら。
結局、彼は一度も優勝することなく「強い大関」で終わるのだろうと思っていた、というのが正直なところだった。
そして、気づけば30歳。
が、言うは易しで、自分も含め外野の声ほど無責任なものはない。
朝青龍や白鵬といった、規格外なまでに超強力なモンゴルの「万里の長城」から常に目の敵にされ続け、過酷な状況下ありながらも常に日本人の期待や夢を一身に背負って戦わざるを得ないという、過去に前例のない気の毒な星の下に運命付けられた力士なのだから、その分は割引いてやらねばならぬ。
どだい通常のモノサシで測るのが、そもそもの間違いである。
そのプレッシャーたるや、まことに尋常ならざるものがあったろう。
そうした数々のプレッシャーを撥ね返し、超えられなかった「壁」を力でぶち破った稀勢の里だけに、ここから大変貌を遂げていくのに違いない、とまたしても密かに期待してしまう、そんなオーラが彼にはある。
昨今では「君が代」もろくに歌えないような優勝力士が多い中 (果たして、ちゃんと歌えるのかな?) と注視していた「嫌みなオジサン」の予想を裏切り(?)、声高らかに(?)君が代を謳い上げる「新横綱」であった。
大相撲界の「汚点」として歴史に刻まれた「元寇」も、ようやくにして終焉の時を迎える?
これからが益々楽しみですね~♪
返信削除安定して来たねー
返信削除これからはこちらにお邪魔します。よろしくお願いします。
返信削除稀勢の里のすばらしさはそのけがをしない身体ですよね!!ずっと応援していたので感慨ひとしおです。初場所は国技館まで応援にいきましたよ。
今場所はモンゴル勢が休場勝ちななか(白鵬は気が緩んだかも)一人横綱の責を果たしていますね。たのもしや!弟弟子の高安との夢の同部屋優勝争い対決なるかっ!!
元寇終焉w
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