後に自身の手によって、ピアノ三重奏用に編曲された(1805年刊行)。これは、当時の庶民にとってオーケストラを聴くことは高価であったため、作品を手軽に家庭で楽しめるようにする必要があったためだと思われる。
http://park10.wakwak.com/~naka3/index.html
さらに、第3楽章はメヌエットからスケルツォへと変貌を遂げていますが、これもベートーベンの交響曲を特徴づけるものです。
確かに、ベートーベンは初期ソナタの時からメヌエットではなくてスケルツォと記す作品を書いていました。しかし、そう書かれていても、実際は通常の3部形式のメヌエットの域を出るものではなかったので、途中でメヌエットともスケルツォとも記すのをやめている作品もありました。
しかし、ここでは、自信を持ってスケルツォと記していますし、音楽もまたそれに相応しいものに進化しています。
中間部のトリオは、主調のニ長調で書かれていてメヌエット的な穏やかさを残してはいますが、それでもフォルトとピアノを突然に交代したりすることで、歌謡性を前面に押し出したメヌエットとは異なる音楽を構築しています。
とは言え、それでも3番とそれ以降の作品と併置されると影が薄くなってしまうのが、この作品の不幸です。
もっと聞かれてしかるべき作品だと思います。
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第3楽章
雰囲気としてはスケルツォが確立しているが、形式としてはまだまだ型にはまったままのものである。そういうことで見劣りがしているのは事実である。旋律的にもそれほどナニというところがないのがつらい。
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