2021/08/05

スケボー「金」独占の快挙(2020東京オリンピックpart12)

スケートボード女子

今大会から正式競技となったスケボーには、男女ともに「パーク」と「ストリート」という2種目があるらしい。

この日は「女子パーク」が行われ、19歳の四十住選手が見事に「」。さらには、なんと12歳の開選手が「銀」、予選トップ通過だった15歳の岡本選手は最後に転倒して4位と惜しくもメダル独占は逃したものの、日本勢の圧倒的な強さが際立った。

 

すでに終了している「パーク」でも、男女ともに日本選手が金メダルを獲得しているから、ここまで3競技ですべて日本選手が「という快挙である。

 

それにしても12歳ってことは、「小学生メダリスト」ってことかい・・・

 

■ボクシング

前日、初の金メダリストが誕生した女子ボクシングは、2日続けてメダリストが誕生。この女子の活躍に比べ、男子の方はすっかり蔭が薄い。

 

■レスリング

姉妹で金」を狙う川井の妹が、まずは「」を射止めた。

妹は前回五輪の金メダリストだから、この時点ですでに「姉妹金メダリスト」となったが、妹は二連覇を狙い決勝に進出。

 

■野球

日本から見てK国は、歴史、伝統、実績ともに「格下」の相手だ。が、日本への勝利に異常なまでの執念を燃やす彼の国は、死に物狂いで向かって来るだけに、そのしつこさや執念に辟易してしまうのか、これまでオリンピックの勝負では実は分が悪い。

 

この日も相手ピッチャーを打ちあぐね、先行はしたものの6回に同点に追いつかれるなど、いつも同様に重苦しい展開。

 

そんな一進一退で迎えた8回裏、2死満塁となったところで山田があわやホームランかという走者一掃の二塁打で「5-2」と突き放すと、この大会「守護神」となった栗林が9回を抑え、日本が堂々の勝利を収めた。

 

かつてWBCで、日本に勝った試合後、当てつけのようにマウンドに国旗を立てたK国。

今回のオリンピックも、福島産の食品が「放射能に汚染されている」というわけのわからないイチャモンをつけ、わざわざ自国から弁当を空輸するという国だ。そこまでするなら、そもそも東京に来なければいいようなものだが、とにかく日本に勝ちたい一心でやってきたらしい

 

「金メダルを獲るより、日本を倒すことに価値がある」という倒錯した国であり、その動機も「憎悪感情」という捻じ曲がった根性だから、日本としてはあらゆることにおいて永久に関わりたくない相手である。

 

しかしながら、このオリンピックにおける野球のルールは実におかしい。

日本はすでにアメリカにもK国にも勝ったのだから、この両国が勝手に敗者復活戦をやるのはご自由にというところだが、この敗者復活戦で勝利した方が日本と決勝を戦うという、実にわけのわからない摩訶不思議なルールなのだ。

日本だけが、なぜすでに勝っている相手に連勝を義務付けられなければならないのか、理解に苦しむ。

 

■おまけ

・流れを変えるベンチワーク

緒戦に続いて好投していた先発の山本。ところが5回、何でもない場面で建山コーチがマウンドに行ってから、投球リズムを崩して暴投が出てピンチを招いた。

この大会では、卓球でも良い流れのところで「不可解なタイムアウト」を取った直後から、一気に流れが相手に移ってしまうようなケースが目に付いただけに、選手の邪魔になるようなベンチワークは断固辞めてもらいたい。

 

・ド素人走塁

2-2同点で迎えた8回裏、1死1塁の場面。内野ゴロで併殺と思われたが、K国のベースカバーのミスで併殺崩れの命拾いをした近藤だが、一塁ベースを通過後、なぜかフェアゾーンで棒立ち。「アウト」と言われても文句は言えないような「リトルリーグでもありえない」ボーンヘッドだった。

幸いアウトにはならずに、また結果的に山田の勝ち越し打に繋がったことで事なきを得たが、このような素人でもやらないような凡ミスが命取りにならないよう、細心の注意が必要だ。

 

・4番の絶不調

好調の日本チームにあって、4番を任されている鈴木がここまでわずか1安打、打率1割にも満たないという絶不調だ。短期決戦だし、これだけ層も厚いのだからダメな者にはさっさと見切りをつけて、決勝は新オーダーで臨むべきである。

 

■卓球男子団体

準決勝で、ドイツに敗れた。

緒戦のダブルスで落としたのが最後まで響き、張本が2勝と孤軍奮闘したものの水谷、丹羽のベテランコンビがひとつも勝てずに2-3で敗退した。

 

前日の準々決勝に続いてこの日もシングルスで敗退した水谷は、いよいよ衰えを感じざるを得ないが、いまひとつ調子が上がらない中、苦しんでなんとか勝ちに結びつけた張本の成長が収穫といえる。

 追い込まれるにしたがい「チョレイ」が段々と悲鳴に変わっていく。力の衰えた両先輩に足を引っ張られ(?)、孤軍奮闘する若武者の悲痛な叫び声は、あたかも拷問を受けているかのような悲壮感を感じさせた・・・

この結果、日本はまたしても「最も対戦したくない相手」と、銅メダルを賭けて戦うハメになってしまった。

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