2006/04/23

シューマン ピアノ三重奏曲第1番(第3楽章)


3楽章:ゆっくりと、心からの感情をもって (Langsam, mit inniger Empfindung)

 

失われてしまった幸福を追憶するような抒情的で美しい音楽。深い哀愁と、内面性が胸を打つ。

 

ピアノ三重奏というのは室内楽の中でもかなり特殊で、難しいジャンルと言われ作品も少ないが、そんな難しいジャンルに敢えてチャレンジしただけあって、現在まで残っているのは、いずれも名曲揃いである。その難しいピアノ三重奏曲を3曲も残したのが、室内楽の得意なシューマンであった。

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