2006/04/09

京都で花見

 今年はやけに長かった冬がようやく去っていき、待望の春がやって来ました。

春の始まりは勿論、・・・言うまでもなく、ワタクシの最も好きな季節。GWの連休の頃に、木々の緑がぐっと深みを増してくる新緑の季節も捨てがたいものがあるが、最近はGWの頃ともなると結構汗ばむような日が増えてくる温暖化を考えるなら、やはり桜の季節特有の日中のポカポカ陽気と、夜の心地よく冷え込む肌寒さ・・・これに勝る季節はないのである。

花見の旅行は毎年欠かさないワタクシだが、昨年は仕事などの絡みでタイミングを逸した事もあったし、東京住まいとなって初めて迎えた春という事もあって、新宿御苑と千鳥ヶ淵、そして井の頭恩賜公園(自転車で約5分!)といった、近場の有名どころでお茶を濁して来た。

紅葉もそうだが桜もやはり京都で、他の地域のようにわざわざ「桜の名所」と言われるところに足を運ばずとも、町全体が名所であり至る所で美しい桜にお目にかかれるのが京の町なのである。そして日本の花・桜がその最も美しい姿を見せるのは、日本の美を凝縮したような木造建築あり日本庭園あり、そしてバックに美しい山々ありの京都の桜なのだ。

2年前まで愛知に在住していた頃は、毎年のようにせっせと足を運んでいた事もあり、東山、嵐山、洛中辺りの有名どころはほぼ制覇し尽くした感はあるとはいえ、その年毎どころか日によって違った相を見せてくれるのが、庭園や花の魅力でもある。京都自体となると昨年GWの特別拝観で訪ねて行ったものの、このところはすっかりその時期に行く事が多くなり、花見となると意外にも4年ぶりになる。

例によって少しでも混雑を回避するため、平日に休暇を取って出掛け(といっても、この時期は相当の混雑は覚悟の上ではあるが・・・)るという目論見があった。

ソメイヨシノでは、楽しみにしていた哲学の道や祇園白川辺りは既に、この週末に見頃を迎えてしまったようなので、ワタクシの眼は原谷苑、平安神宮、二条城などの枝垂れ桜とオーラスに咲く御室桜を見据え、レンタサイクルを借りて効率よく廻る計画を、今まさに着々と練っているところである。

珍しく周到にも既に京都駅アパホテルに、木・金と二泊の予約も取ってしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿