記事の内容の是非はともかくとして、TV観戦をする前にこの記事を読んでいるわけはないワタクシは、以下のような順位の予想をしていた。
1位 村主
2位 浅田
3位 荒川
4位 中野
5位 恩田
6位 安藤
1位 村主
2位 浅田
3位 荒川
4位 中野
5位 恩田
6位 安藤
結果的には以下の通りで、このワタクシの予想はほぼ当たったといっても過言はないが、実はこの結果予想はそんなに難しくはなかったのである。
1位 村主 194.16(FS126.86、SP67.30)
2位 浅田 188.10(FS121.46、SP66.64)
3位 荒川 187.36(FS118.60、SP68.76)
4位 恩田 186.06(FS123.86、SP62.20)
5位 中野 175.66(FS114.20、SP61.46)
6位 安藤 173.36(FS113.12、SP60.24)
1位 村主 194.16(FS126.86、SP67.30)
2位 浅田 188.10(FS121.46、SP66.64)
3位 荒川 187.36(FS118.60、SP68.76)
4位 恩田 186.06(FS123.86、SP62.20)
5位 中野 175.66(FS114.20、SP61.46)
6位 安藤 173.36(FS113.12、SP60.24)
なぜなら五輪で入賞経験があり、これまで大きな大会では最も実力を発揮して来たのが村主選手だから、最後には決めてくるだろうというのが第一の読みであり、次いで伸び盛りでプレッシャーは微塵も感じさせない、伸び伸びとした好演技が続いていた浅田選手は、技術的に見て優勝もおかしくはないが選考対象外という事を考え、採点が抑え目にされる可能性を考慮に入れて、2位の予想が妥当だろう。さらに荒川選手に関しては、前日のSPでトップは最近の調子から見るなら、正直言って出来過ぎた感は否めず、最近の大会を見てもフリーではやはり表現力の村主、技術力の浅田両選手に劣り、両者に逆転を許すであろうという見方である。
ここまでは、まさに読みがズバリ当たった。ここから先の予想はどうでもよさそうなものだが、SPで意外にも得点が伸びなかった中野選手は、フリーでは力を発揮するだろうと読んでの4位であり(うまくいけば3位)、また恩田選手には申し訳ないが若い頃から「みどり二世」と期待されながら、ジャンプで転倒ばかりを繰り返して来たこれまでの期待外れのイメージがあまりに強いせいか、安藤以外に勝つのは難しいだろうとの読みである。6位予想の安藤選手は、ここ数試合の絶不調を引きずったままで、前日のSPでも有力選手の中で最下位に沈んだ調子の悪さを考えれば、この日のフリーでいきなり好演技を見せるとは到底思えなかったためであった。
そして・・・いよいよ最後の対決の時が来た。6人のうちまず最初に登場したのが、前日のSPでトップの荒川選手だ。
<荒川静香・・・2004年、世界選手権優勝。滑らかなスケーティングと、大きく背中を反らせたレイバック・イナバウアーが得意。演技の優雅さ、女性らしさは世界でも随一(しかし早い曲、小気味のいい曲は苦手)と言われる。
<パワーとクオリティを高いレベルで兼ね備え、見た目以上にスピードのあるスケーティングは、現役選手の中でもトップクラスでしょう。スピンの時間が他の選手に比べて長いという話は以前にもしましたが、今のプログラムを見るとこれは、あまり好ましい事ではありません。確かにハイライトのひとつなので、手を抜くのは得策ではありませんけれど、スピンそのものの回転がそれほど速くない事と、ポジションを取るまでの時間が長い事を考えると、ポジションの組み合わせを工夫し、ポジションの総数を減らす方向で直していった方が良いでしょうか・・・
ジャンプについては、もう一つ・・・>
とある通り無難に纏めては来たものの、これといったインパクトに掛けるように見えた。
続いて、注目の浅田選手が登場した。
<2004年、日本人では伊藤みどり、中野有加里以来、三人目となるトリプルアクセルを成功させる。2005年のグランプリシリーズファイナルでは、トリノオリンピック金メダルに最も近いといわれるスルツカヤをSP、フリーともに抑えて優勝。2005年の全日本選手権にて、女子で世界初となる二度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決める。これまで、浅田選手の記録した世界初の記録は、以下の通りである。
・3回転-3回転-3回転の連続ジャンプ
・12歳で全日本選手権出場
・片手ビールマンスピン
・15歳でGPシリーズ中国杯優勝
・トリプルアクセル二回(15歳)
・3回転-3回転-3回転の連続ジャンプ
・12歳で全日本選手権出場
・片手ビールマンスピン
・15歳でGPシリーズ中国杯優勝
・トリプルアクセル二回(15歳)
現時点で実力的に世界のトップ3はロシアのスルツカヤ、米国のコーエン、日本の浅田選手であり、真央ちゃんはグランプリのパリ大会でコーエンに勝ち、グランプリファイナルでスルツカヤに勝っている事から、トリノ五輪に出られればメダルの可能性は極めて濃厚といわれた>(某サイトから加筆引用)
では、専門家の見方はどうか?
<トリプルアクセルを二回やると言い、トライした最初の試合できっちり決めるところは、凄いの一言です。しかし、さすがに体力的にきついのか、終盤はベストではありませんでした。トゥ・アクセルは、かなりの重症です。ジャンプ構成の理想をあげると、4回転より先にちゃんとしたトゥループをマスターして欲しいなと思います>(「フィギュアスケート資料室ノート」、「Wikipedia」他から大部分を引用)
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