2006/03/04

熱海・湯河原観梅記(2)

熱海梅園のついでといった感じで訪れた湯河原梅林は、正直期待外れだった。

 

Wikiによれば

幕山公園とは、神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋にある町営の都市公園(風致公園)である。

 

新崎川(にいざきがわ)の上流、幕山(まくやま)の南側山麓に造成され、1980年(昭和55年)に完成した公園であり、1996年(平成8年)には北隣の山麓に約4000本の梅を誇る湯河原梅林(ゆがわらばいりん、幕山梅林)も完成した。

 

というから、まだ新しいようだ。時期が悪かったのか、だだっ広い敷地の割に梅の数が少なく、全体的に地味な印象だ。

 

湯河原と言えば、当然ながら有名な湯河原温泉に泊まったのだが、これがまた熱海に比べると地味なことこの上なく、温泉街というイメージには遠かった。

 

湯河原町は、神奈川県の町。

 

湯河原温泉で有名な温泉町としてよく知られている。東海道本線が通る。古くから文豪、画家など多くの作家が逗留し創作の筆を執った。

 

湯河原温泉は神奈川県足柄下郡湯河原町(旧国相模国)にある温泉。また奥湯河原温泉(奥湯河原)、湯河原温泉(温泉場)、浜湯河原温泉(駅下)、伊豆湯河原温泉(熱海市泉地区)の総称としても用いられる。

 

なお、伊豆湯河原温泉は熱海市でありながら熱海市街からは程遠く、最寄駅もJR湯河原駅のため、雑誌などでも湯河原温泉として扱われていることが多い。

単純泉・弱食塩泉・石膏泉など

源泉温度30 - 88

湯河原温泉は数十万年前に活動を終えた古い火山(湯河原火山と呼ばれている)の旧火口が崩壊して出来たカルデラ内に湧出している。

 

効能

皮膚病、筋肉痛、リューマチ、神経痛、冷え性など

※注 効能はその効果を万人に保証するものではない。

 

温泉街

湯河原駅から千歳川の谷を遡るように温泉街が続いている。隣の熱海には巨大温泉ホテルが林立しているが湯河原は日本旅館主体で、古くからある『温泉街』の風情が残っている。日帰り入浴施設は町営の「こごめの湯」の他、温水プールなどを備える施設もある。また温泉街に隣接する万葉公園には、大型の足湯である万葉公園足湯施設独歩の湯がある。

 

開湯伝説は複数存在する。

ü  役行者発見説

ü  加賀の山伏による発見説

ü  行基による発見説

ü  弘法大師による発見説

タヌキが発見したとされる伝説も語り継がれている

 

万葉集にも『足柄の土肥の河内に出ずる湯の世にもたよらに子ろが言はなくに』と詠まれた古い温泉で、この歌碑が温泉街に設置されている。

 

2004年に発生した温泉偽装問題では、水道水利用なのに入湯税を徴収していた旅館があったと報じられた。

 

神奈川・静岡県境を流れる千歳(ちとせ)川およびこれと落合橋で合流する藤木川沿いにおもに湧出(ゆうしゅつ)する温泉。大半は神奈川県湯河原町に属するが、千歳川右岸の静岡県熱海(あたみ)市泉地区を含む。

 

『万葉集』に「足柄(あしがり)の刀比(とひ)の河内に出づる湯の」と詠まれ、古くから知られている。1817年(文化14)の温泉効能番付では箱根、熱海より上位に位置し、切り傷に効能があるとされた。

 

当時は簡単な露天風呂3か所、湯宿6軒であった。1880年(明治13)ころの浴客の年平均数は箱根の約10万、熱海の約35000に対して1700にも満たなかったが、87年、東海道線が国府津(こうづ)まで、95年に小田原―熱海間に人車鉄道(後に軽便鉄道)が通じ、さらに1934年(昭和9)丹那(たんな)トンネルが開通して東海道線が通じたことにより増加した。温暖な地で、多くの文学者や画家を引きつけ、日清・日露戦争および第二次世界大戦時に軍の転地療養所も置かれた。

 

1923年(大正12)ころは源泉数18、湧出(ゆうしゅつ)量毎分406リットル、2002年(平成14)は源泉数101、湧出量毎分6837リットル、最高泉温90℃、平均泉温61.5℃、年間観光客数539万、うち日帰り客数448万、宿泊客数91万。古くからの温泉街である温泉場地区に万葉公園、美術館、周辺に梅園、ツバキとサクラの名所やミカン園、源頼朝ゆかりの史跡などがある。

 

奥湯河原の広河原は1929年(昭和4)に温泉開発に成功して以来、奥座敷的温泉地、海岸部の門川(もんがわ)は63年に開発されて海浜型温泉地として親しまれている。

 

湯河原の地名は、河床から温泉が自然湧出していたことに由来するが、明治以降の開発によって、温泉の水位が80メートル以上も河床下になり、現在はすべて動力揚湯である。泉質は温泉場地区が弱食塩泉と単純温泉、広河原が石膏(せっこう)泉、門川が含塩化土類食塩泉で、いずれも無色透明無臭の火山性温泉である。

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