2006/10/21

日本シリーズ開幕

 プロ野球・日本シリーズが開幕した。

プレーオフのないセリーグは阪神の猛追を凌いだ中日が、またパリーグはシーズン1位の日本ハムがプレーオフを無傷で勝ち上がって来た。

パリーグにプレーオフの制度が導入されて以来、シーズンで1位以外のチームがシリーズに出るだけでなく、プレーオフの勢いに乗ったまま一方的にシリーズをも制してしまうといった「プレーオフの弊害」ばかりが目に付いたが、今年は初めて両リーグのチャンピオン同士がぶつかりあう「真の日本シリーズ」となった。

そればかりか日程的にも、両チームが殆ど同時にリーグ優勝が決まるという、理想的な形になった事も悦ばしい。普段はGの試合しか観る事のないワタクシだけに、今年の中日の強さと充実振りは嫌というほど頭に焼き付いているだけに、正直なところ中日が負けるイメージというのは非常に想像が難しいところだ。ましてや、これまでシリーズには殆ど馴染みがないといってもいい日本ハムが相手となれば尚更だが、昨年のロッテの例もあるだけに案外そう簡単には行かないかもしれない。プレーオフ以外の、レギュラーシーズンでの試合は殆ど観る事のないパリーグの実力は、やはりよくわからないところがあるのだ。

プレーオフ第1ステージで西武を破ったソフトバンクが、この日ハムの前にはまったくなす術もなく消え去った第2ステージの2試合を見る限りでも、ヒルマン監督の下で戦力がかなり充実して来ているように見えただけに、あながち「中日有利」とばかり決め付けられないかな? という気もして来ている。いずれにせよ似たもの同士のチームで、久しぶりに熱のこもった熱戦が期待出来るのではないか、と密かに楽しみにしているのである。

さて・・・このところのワタクシの興味の対象は、何といってもオチアイ監督である。オレ流、傲岸不遜かつ何を考えているのかサッパリわからないように見えたあのオチアイ監督が、リーグ優勝を決めた瞬間に「号泣」したと知った時は、その千載一遇のシーンを見逃した事に地団駄踏んで悔しがり、三日三晩寝られなかった(嘘だろw)のが、何を隠そうこのワタクシなのである。

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