※「印象派」ドビュッシーの原点、モネの絵画を同時に楽しめる超豪華版!
Classic音楽の楽しみの一つは、同じ楽曲を様々な楽器で楽しめるところである。
ドビュッシーは幼い頃から音楽に驚くべき才能を発揮したが、家が非常に貧乏だったため父親の友人に借金して音楽学校に入学した。にもかかわらず彼は常に貴族的で、贅沢な趣味の持ち主だった。
たとえば、カフェで友人たちが安くてお腹いっぱいになるものを食べている時でも、ドビュッシーだけは高価で小さくても、きれいなお菓子を注文したと言われている。また彼は、金銭を得るために作品を作ったり演奏したりすることを殆どしなかった。青年時代、3年ほど後見人(チャイコフスキーの支援者でもあったフォン・メック夫人)の世話になったこともあったが、それとて彼女が自分の音楽の価値を真に理解しているという確信があったからに他ならなかった。
収入源と言えば、時折音楽批評を書くことぐらいで(この音楽批評も、歯に衣着せぬ鋭いもの)、経済状態は慢性的に苦しいものだった。しかしドビュッシーは、そのことをまったく気にしなかった。彼にとっては金銭より、自分の芸術を誠実に追求することのが大切だったのだろう。
出典https://member1.jp.yamaha.com/himekuri/index.html?ymd=19990822
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