第2楽章
この『交響曲第40番』は第1楽章があまりにも素晴らしすぎるせいか、第2楽章以降はどうしても蔭の薄い感は、致し方ないところか。それでも、評論家としても高名だったシューマンが
「ギリシャ風に、たゆとう優美さ」
と表現したように、ギリシャ彫刻を思わせる均整の取れた様式美と、一分の隙もないような作品全体の完成度の高さを絶賛した。
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