2005/08/07

新宿冷麺まじー

 東京へ来て便利さを感じるのは、JR線の各駅コンコースにそば屋などがある事で、そば好きのワタクシとしては転職活動中に移動で時間がないときなどには、よく利用して来ました。某日も人でごった返す新宿駅で、そばを食べていく事になります。

転職活動をしていた、昨年の事。9月も半ばにさしかかろうかというのに相も変わらず暑く、 普段であれば冷やし中華かおろしそばでも食べていくところですが、いつも同じものばかりでは芸がないからとメニューを見渡すと「新宿冷麺」なるものが目に飛び込んで来ました。食べ物には無頓着なワタクシとはいえ、冷麺がコリア料理であることくらいは知っていますし、普段ならあまり食欲のわかない部類でしょうが、他の事に気を取られていたこの時は

(要するに、冷やし中華と大して変わらんだろう・・・)

となんとなく「新宿冷麺」という語呂の響きに惹かれて、オーダーをしてしまったのでした。

(やっぱ、いつもの冷やし中華に変えようか・・・)

と一瞬後悔したものの、いつのまにか背後には順番待ちのオジサン、オバサンたちが並んでいたがために、迷惑を考え

(まあ、いいや・・・)

と、新宿冷麺に挑戦する腹を決めます。しかしながら出来上がって来た冷麺は、当然といえば当然ですが想像していた「冷中」とは似ても似つかぬ代物で、デリケートな嗅覚を持つワタクシとしては、あのキムチの強烈な匂いだけでも食欲が引いてしまう感じ。おまけに中華の麺とは違い、半透明の中途半端に太く粘々とした食感の麺もどうにも食べ難くて仕方がない。なんといっても匂いから味から、どれもこれもがキムチのものしか感じられないのは、ワタクシ自身のキムチアレルギーの成せる業でしょうか・・・

「これが、なんで『新宿冷麺』なのか・・・冷中より100円も余分な金を払って、わざわざクダラン冒険なんぞするんじゃなかった・・・」

と店を出るなり、早速コーヒーで口直しをした事は言うまでもありません。 ※上記は、あくまで構内食堂の「新宿冷麺」に限ったお話であり、決して冷麺そのものを扱き下ろしているわけではありませんので、関係者及び冷麺好きの方々は何卒ご了承願います m(_ _)m

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