2005/10/16

ドック初体験

 先日、某健診センターで「半日ドック」を受けて来ました。無精者でありまた大の病院嫌いのワタクシだから、これまでに人間ドックはおろか普通の健診さえ滅多に受診した事がありませんでした。

20代を通じてフリーランスで記者をしていたころは、一度も健診など受けた記憶はありません。30代となりIT業界に転進してからは、風邪で通院して治った時に医師から「やっておいた方がいいから」と勧められるままに簡単な健診を受けたのが、或いは社会人になってから初めての受診だったでしょうか。

それからさらに数年が経過し、3年ほど前にF社系列の某社経由でT社に出向していた時に受診したのが二回目。それまでにも、所属の派遣会社やソフトハウスから受診を勧められながらも、なんとか誤魔化して逃れて来たのが実情でしたが

(たまには受けてみるか・・・)

と気まぐれを起こしてのものでした。

それから、さらに数年・・・昨年夏に東京に出て来て、秋からN社経由で某国務機関に勤務する事になりましたが、現場の責任者であるN社マネージャーからは

「年に一度は、ちゃんと健診を受けてくださいね・・・」

と言われ続けながら誤魔化しているうちに、上手い具合にこの人が異動となり、結局昨年は受けずじまいに済ませたのでした。

普通の勤め人であれば一般的には毎年の健診に加え、35歳以上辺りから数年に一度(或いは毎年)「人間ドック」の受診となりますが、フリーの個人事業主たるワタクシにはそうした義務はありません。しかしながら、やはり一度もドックを受診していないのは問題があるだろうと考えているタイミングで、ちょうど週に一度通っているフィットネスクラブに、提携している某大病院健診センターの「ドックメニュー」のカタログが目に入りました。

目を通してみると、ドックの「半日コース」が写真入りで紹介されており

(この程度のものなら、大した事はなさそうだ・・・)

と、ようやくの事で重い腰を上げたのでした。

コースの内容は、便血潜(二回法)、尿検査、身体測定、血液検査、血圧、心電図、胸部レントゲン、肺機能検査、腹部超音波検査(エコー)、胃部レントゲン、診察、直腸診、聴力、視力、眼底眼圧といった感じで、保険の利かない検査料金約5万円は個人で払うには痛い出費ですが、それでも年に一度か二年に一度は受けておくべきでしょう。

普段は缶ビールを毎日ロング缶りで24本か、レギュラー缶なら35本、時にはそれに加えて冷酒も呑むワタクシには、ここ数年間というもの「休肝日」の記憶はありません。

(検査の前日だけは、注意書きに書いてある通り酒断ちしなければ・・・)

と考えつつも

(少しだけならいいだろ・・・)

と、つい誘惑に負けて250mlのチビカンを呑んでしまったのでした (。 ̄Д ̄)d~~

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