先月末に受診した、定期健診の結果が出た。大枚5万を払い半日ドックを受けた昨年と違い、今年は標準的な健診だったが結果説明を受けるため診察室に入ると、年配の医師はワタクシの顔を見るなりこう言った。
「あなたは、健康そのものですよ・・・」
あたかも、感心したかのような口ぶりで・・・
「総ての項目でAランクですね・・・それどころか見た通り、全部基準値の範囲内に納まっていますよ・・・まさに、健康体の見本のような人ですな・・・」
とはいえ勿論、このワタクシがそれほど健康的な生活を送っているわけではない。毎日のように夜更かしはしているし、フィットネスクラブで体を動かして汗を流すのも、週末の一日がやっとである。おまけに酒もタバコも、遠慮なしにガンガンやっている。タバコは「一日の本数×喫煙年数」の指数が400を超えると、肺がんリスクの高いグループに分類されるらしいが、10代の頃から延々と吸い続けているワタクシなどは、軽く超えてしまっていながらも、止める気などはサラサラない。
同様に、毎日欠かす事のない酒にしても「休肝日」などというものは、設けたためしがない。休肝日はおろか、去年同様に健診前日にもついついこっそりビールを呑んでしまったくらい、無類の酒好きなのである。それでも肝臓にも、まったく異常はなかった。タバコや酒が体に悪いと言われるが、逆に言えばそれがガンガンやれるという事は、それだけ健康な証左なのである。
そもそも去年ドックを受けるまでは、10年くらいは健診など受けた記憶がないワタクシであり、これまでトータルしても三度ほどしか受けていないというデタラメさからもわかる通り、至って無精かつ無頓着なのだ。寧ろ気になるのは目の方で、何しろ仕事もプライベートも含めて起きている時間は殆どPCの前から動かないくらいだから、かなりの酷使をして来てはいるはずだが、同じ日に受診した「眼科健診」の方は既に当日、ひと足先に「所見なし」の結果が出ていた。
残る歯科健診は来月に受診する予定だが、思えば歯医者にも虫歯治療でしぶしぶ通っていた10数年前以来、まったく行ってなかった事に気付いた。
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