2度目は観光客に紛れて通天閣、海遊館といった有名どころを廻った。
<通天閣は、大阪府大阪市浪速区にある新世界界隈の中心部に建つ展望塔である。
国の登録有形文化財。
大阪のシンボルの一つとして親しまれ、観光名所としても有名である。
本体:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
塔高:地上100m
幅:24m
脚間:24m
展望台:鉄骨鉄筋コンクート造(周囲ガラス張り2階建て)
高さ:1階床まで84m、2階床まで87.5m
補助棟:鉄骨鉄筋コンクリート造
性能:関東大震災級の地震、風速70メートルの強風に耐えられる
現在の通天閣は二代目で、1956年(昭和31年)に完成した。
通天閣観光株式会社により運営されている。
避雷針を含めた高さは103m(塔自体の高さは100m)。
設計者は、ほぼ同時期にできた名古屋テレビ塔、東京タワーなどを手がけた内藤多仲。
建設を施工したのは奥村組である。
「通天閣」とは、「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは明治初期の儒学者、藤沢南岳である。
完成翌年の1957年(昭和32年)から、塔の側面に総合電機企業の日立製作所が広告を出している。
日立が広告を出すようになったのは、当時、地元の大手電機企業(松下電器、三洋電機、シャープなど)に対抗して大阪に進出しようとしていた日立と、資金調達のために長期に渡って広告を出してもらえる大手企業を探していた通天閣観光の思惑が合致したのがきっかけとされる。
かつては広告上部に日立の社章である「亀の子マーク」が付けられていたが、日立が使用をやめた2001年に取り外され、その当時はマークなしの看板に違和感を覚える市民も少なくなかった。
日立グループの広告が取り付けてあるからか、毎日正午には日立の樹のCMソングが流れる。
二代目通天閣に建替えられた1956年は、年間入場者が155万人を越えていたものの、1965年に100万人を割込み、光化学スモッグ等の環境汚染等も要因となって1975年には20万人前後へと激減した。
その後は緩やかに回復傾向を示し、通天閣を舞台としたテレビ番組や串カツ人気の高まりもあって2006年に90万人、2007年度に100万人超へと回復した。
通天閣の入場者数増加について、通天閣観光は
「若い人が新世界に大阪らしい情緒を求めているのだろう」
とコメントしている
地上と2階を結ぶエレベーターの乗りかごは円柱形であるが、この形状のエレベーターが設置されたのは、通天閣が世界で最初とされている。
2001年(平成13年)にこのエレベーターは更新されたが、形状は現在もそのままである。
2階は5階展望台へのエレベーター乗り場、売店、ゲームコーナーがある。
貸卓球台など、一風変わったものもかつて設置されていたが、現在は撤去されている。
3階はイベントホール、4階および5階には展望台、喫茶室、売店がある。
5階の展望台には、足の裏を撫でると幸運が訪れるという言い伝えがある幸運の神様「ビリケン(Billiken)」の像が安置されている。
これは新世界にかつて存在していた遊園地である「ルナパーク」が開業した1912年(明治45年)当時、世界的に流行していたビリケンの像をルナパーク内に作られたビリケン堂に安置したのが始まりである。
1923年(大正12年)にルナパークが閉園した時期を境に像の行方がわからなくなっていたが、1979年(昭和54年)、通天閣の3階に「通天閣ふれあい広場」が作られたのを機に復元された。
また、現在では見える風景や建造物の説明を展望ガラス上部に掲げた写真で行っているが、つい最近までは展望ガラスに直接赤ペンキで山や建造物の形と名前が描かれていた>
<海遊館(Osaka Aquarium KAIYUKAN)は、大阪府大阪市港区天保山にある水族館。
1990年に開館した。
「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をコンセプトにしている。
巨大水槽で環太平洋の海を再現し、従来の水族館の印象を劇的に変えた施設である。
天保山のウォーターフロント再開発プロジェクト「天保山ハーバービレッジ」の中心的施設として、1990年7月20日に開業した。
日プラ株式会社が新開発したアクリルガラスを使用することで、これまでにない巨大水槽を実現した。
ジンベエザメが遊泳する「太平洋水槽」を含む14の大水槽を造るため、年間世界生産量の1.5倍(当時)にあたるアクリルガラスが使用された。
海遊館以降に造られた水族館の大型水槽は、ほぼ全てがアクリルガラス製になっている。
建物外観の特徴になっている三色の色分けは、地と水と火の結合を模したとされる。
外壁に描かれた魚の絵は、アメリカ人著名デザイナー・アイヴァン・チャマイエフの作品である。
2008年2月26日に、開業以来の入館者数が5000万人に達した。
6317日(約18年)での達成は、国内では最速。
入館者の約6割がリピーターである。
施設の保有・運営は大阪市の第三セクターの大阪ウォーターフロント開発が隣接する商業施設「天保山マーケットプレース」や「ホテルシーガル」とともに行っており、大阪築港再開発事業としては成功をおさめている>
※Wikipedia引用
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