2005/07/10

ビールに枝豆(2005年版) (。 ̄Д ̄)d□~~


 下書き用のms-wordにタイトルを書いてから

(確か、このタイトルで以前に書いていたような・・・)

と記憶を呼び覚まされ、自分で作った過去作のデータベースをひっくり返していくと、やはりまったく同じタイトル(しかも顔文字まで同じだったw)で去年もやっていたため、内容を変えて「2005年版」とする事にした。

 日本酒の肴に最も合うのが刺身ならば、ビールにはなんといってもこの枝豆こそが、ワタクシにとっては最高のつまみなのである。

それもスーパーやコンビニなどの出来合いのヤツではダメで、これは冷たい上に塩が効いてなくて不味い。冷凍ものなどは、もってのほかである。やはり袋に入った生を買って来て、時間をかけて鍋で茹でる。塩の効いたホカホカの出来立て・・・これこそが、やはり枝豆の王道だ。

 

去年まで住んでいた住居は、風呂の窓を開けておくと台所のコンロまで見通しの利くアングルになっており、風呂に入っている間に茹でておくという便利な芸当が出来たが、マンション住まいになった今年はそうもいかなくなっただけに、茹で始めから出来上がるまでの約15分が、なんとも手持ち無沙汰なのである。この間にビールを飲んでしまうと、折角出来上がった枝豆を食べながら飲むのが2本目となり、本来なら1本目に比べて味が落ちてしまうのだが、真夏の盛りなどは暑さの勢いで2本目までは1本目と同じ味を、どうにかキープできるのである。

ところで、無精者で通っているワタクシだけに、知人からは

「どうせ湯の中にぶち込んで、上から塩をかけて終わりでしょ?」

などと言われたが、そうバカにするものではない。料理はサッパリのワタクシも、枝豆に関してはスペシャリストの域に達しているのである。

まず買って来た枝豆をざるに空け、塩を塗して軽く揉む(ここがポイント)。その間に雪平鍋に湯を沸かしておき、沸騰した湯の中に枝豆を入れて、さらに塩を入れてかき混ぜ、中火のまま放置する事およそ15分。茹ですぎてふやけてしまったり、逆に生茹でのままというのがスーパーやコンビニの出来合いには多く、この火加減と湯の量などは微妙なバランスで成り立っているといえるが、ワタクシの場合は長年の経験からさほど手を掛けずとも、絶妙の茹で上がりを作る自信があるのだ。

 そうして待っている間に、野球などを観ながら1本目のロング缶(500ml)をグイと飲み干し、出来上がった枝豆をざるに空けて、ざっと冷水を通す。しばし乾かして(うちわまでは、面倒なので使わない)から鉢に空けて、2本目を呑みながらじっくりと出来立てを味わうわけだ。

 

さらに枝豆の魅力は安さで、通常1200円くらいので半分もあれば充分だから、燃料費を別にすれば1日あたりたったの100円で済む計算である。もっとも近所のスーパーはやたらと高くて、1380円とか「茶豆」などは580円もしており、これはもう枝豆の値段とはいえない。またデパートやスーパーなどで、時折見掛けるのが「枝付き」(というか実際は、枝に豆が付いているのだが・・・)で、枝から毟るのは面倒なものの、これは最初から毟ってある袋入りのものよりも美味しく感じるのは、あくまでも気分の問題なのだろうか。

ところで、この枝豆というのは実は体にもかなりいいらしい。

<実は、二日酔いとか悪酔い防止に役に立つ成分が立派に含まれているのです。 枝豆には、アルコールの代謝を促進させるビタミンB1、それに、肝臓の働きを向上させるうえで役に立つコリンが豊富ですから、悪酔いや二日酔いの防止に効果的なわけです>

<枝豆は昔から心臓や風邪、咳止めに効用があるといわれている。アルコールから肝臓や腎臓をまもる成分「メチオニン」を含んでいる。またビタミンB1Cを含んでおり、アルコールの酸化を促し肝臓に負担がかからない作用をしている。ということでビールのおつまみに枝豆は、理にかなった最適のおつまみなのです>

といった記述が、Webのあちこちに見られる。

元々、いくら呑もうと悪酔いや二日酔いなどとは一切無縁のワタクシながら「風邪や咳止めにも効用」があるというのは初耳だった。ワタクシが滅多に風邪を引かないのも、毎年6月から9月の約4ヶ月に渡って、殆ど毎日欠かさずに枝豆を食べているせいだろうか?

もっとも「酒飲みには枝豆が良い」といっても、ワタクシの場合は枝豆を食べる量に比例して、酒量もドンドンと増えていくため元も子もないような気がしますが (゜艸゜;)フ゛ッ

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