※ピアニストは、かつての「顔芸」の人と思いましたが、別人のようです。バランス的にピアノが強すぎな気もしますが、なるほど男のような逞しい腕!
ヴァイオリニストが「顔芸」、というより「全身芸」の人で、見ているだけで疲れが・・・いや、ヴァイオリンは全身で弾くものだと実感しました(顔デカくね?)w
そして最終楽章が、これまた惹き込まれそうな素晴らしさ!
出典http://www.yung.jp/yungdb/mobile.php
ブラームスは、このジャンルに3曲の作品を残した。その中で、この第1番は20歳過ぎの若書きの作品である。
成熟したブラームスから見れば、それはかなり冗長で整理されきっていないが、その反面、いつものしかめっ面とは異なる若者らしい魅力と美しさに溢れた作品となった。それは自らの内面から湧き上がってくる思いを、そのまま譜面に書き留めていったような風情で、ブラームスもこんな音楽を書いていた時があったんだ、と思わせてくれる。
面白いのは、あのブラームスが、この作品を若書きの未熟なものとして破棄しなかったことである。破棄しなかったどころか、これに続く第2番、第3番のピアノ三重奏曲を完成させた後に、この第1番を全面的に改定し、さらにその改訂後も若書きの旧作をブラームスは破棄しなかった。どうも、この若書きの作品に対し、ブラームスは一方ならぬ愛着を感じていたらしい。その事が、或いはこのジャンルにおいては、ベートーヴェンの影に怯えずにすんだ「お守り」だったのかもしれない。
ある人が、この作品を評して
「ブラームスは、これ以上のものを書かなかったくらいに美しい」
と語ったらしい。
最終楽章はチェロの重々しい旋律で始まり、その後は劇的で目まぐるしい進行を見せる。
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