美しいと言うべきかチャーミングと言うか、ぞくぞくするような魅力に溢れていますw
『眠れる森の美女』の中でも特に
有名な曲でもあり、プリマにとっては大きな見せ場である。特に中盤から後半に掛けての盛り上げ方は、いかにもチャイコフスキーならではという魅力が溢れており、個人的には『眠れる森の美女』の数ある曲、と言うよりはチャイコフスキーの作品の中でも、特に好きな曲だ。
グラン・パ・ダクション (Grand pas d'action=物語の筋を展開させるため、パントマイムを含んだ踊りなどで感情の表現を行う場面)は、4人の王子とオーロラ姫が絡む場で、4曲から
なっている。
出典http://www.oekfan.com/note/
アダージョは、一般に「バラのアダージョ」と呼ばれている有名な場である。ハープのカデンツァの後、低弦のピツィカートの上に線の太いメロディが朗々と登場し、オーロラ姫は4人の王子に支えられながら優雅に踊り、バラの花束を受け取っていく。この場では、オーロラが片足でつま先立ちをしたまま(専門用語では「ポワント(トー・シューズの先のこと・・・または、女性ダンサーが爪先で立つこと)でアチチュード(片足で立ち、もう一方の足は膝を直角に曲げて後方に上げる、バレエの代表的なポーズ)に立つ」と言う)、腕を差し出し4人の王子の手を順に取る動作が見せ場となっている。
王子たちは、爪先立ちのままのオーロラをぐるりと回したりするが、オーロラにとってはフラフラせずにこれを続けるという、非常に高い難易度が要求される。音楽の方もゴージャスな響きが続いていき、まさに手に汗を握るように見入ってしまう場となっている。
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